ブリーダーズゴールドカップ 分析と見解

本日は祝日。自宅でのんびりと過ごされたり、週の半ばでたまっていた家事をしたりという方も多いかと思います。

さて、本日は、門別競馬場で、交流重賞ブリーダーズゴールドカップが行われます。

北海道は本州と比べ、涼しい日も出てきているようですが、競馬は熱い!今年も、JRA勢とNAR勢の熱い戦いが繰り広げられそうです。

今回は、このレースの分析と見解を行っていきたいと思います。

まず注目するポイントは、関東オークスを勝ってここに参戦するグランブリッジをどう評価するか、ここに尽きるかと思います。

関東オークスは、先行してラブパイローや南関東の2冠馬スピーディーキックをねじ伏せる横綱相撲で快勝。現3歳世代の牝馬の中ではトップクラスの実力を持った馬であることは疑いのない事実でしょう。

しかし、今回のレースではまた違った観点からの考察が必要かと思われます。

同馬は3歳。生物学的には、ダートの場合、3歳馬の競争能力が古馬と追いつくのは概ね秋から冬にかけてと言われます。ダートグレードで考えると、ちょうど東京大賞典くらいの時期に一線級では3歳と古馬との力差が同等になると考えてよいでしょう。

そうなると、グランブリッジの場合現時点では、一線級の古馬に競争能力が追い付くのは少々早いという算段になります。

現に、ここ5年間のこのレースでは、関東オークスを勝って参戦した3歳馬も多く見られますが、1頭も勝ちまでには至っていません。

人気的には、人気になることが予想されますが、上記のことを考えると、頭で狙うのは少々危険かもしれません。

逆に、積極的に狙いたいのがテリオスベル

キズナ産駒は前走よりペースの早いレースでは追走に苦労して凡走するケースが目立ちます。

テリオスベルも、マーキュリーカップではスタート後、なかなか前に行けず10番手からの追走を余儀なくされました。

ところが、そこから道中怒濤のまくりを見せ、最終的には勝ち馬と差のない2着に入線しました。

自分の苦手なレース展開になったにも関わらず、あそこまでのレースが出来るというのは、今の同馬の充実ぶりを物語っていると言えるでしょう。

まして、牡馬相手の中距離重賞でとなればなおさらです。

目下の充実ぶりを見る限り、今回はテリオスベルを中心に馬券を組み立てていくのが得策かと感じます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?