2024黒潮盃 レース分析と考察
台風の接近が心配な関東地方。どのような進路を辿るかはまだまだ計りかねるところもありますが、万一に備えて災害時の準備はしておきたいものです
さて、本日は、大井競馬場で3歳夏の重賞「黒潮盃」が行われます。秋の飛躍を目指す実力馬が勢揃いし、好レースが期待できそうなこのレースを本日は検討してまいりたいと思います。
【黒潮盃 大井ダート1800メートル】
黒潮盃は、大井競馬場ダート1800メートルで行われます。
昨年までの砂とは異なる砂で行われる本年の黒潮盃
故に、レース傾向もこれまでとは異なる可能性を頭に置いて考えていかなければならないでしょう
ヒントになるのは、今年のクラシック戦線
マイル以上の中距離で行われたのは全5レース
その勝ち馬を並べてみると
雲取賞
ブルーサン(父モーニン 母父ステイゴールド)
【米国ストームバード系×日本サンデーサイレンス系】
京浜盃
サントノーレ(父エピカリス 母父サウスヴィグラス)
【日本ゴールドアリュール系×米国フォーティナイナー系】
羽田盃
アマンテビアンコ(父ヘニーヒューズ 母父クロフネ)
【米国ストームバード系×米国ヴァイスリージェント系】
東京プリンセス賞
フェルディナンド(父ヘニーヒューズ 母父ゴールドアリュール)
【米国ストームバード系×日本ゴールドアリュール系】
東京ダービー
ラムジェット(父マジェスティックウォリアー 母父ゴールドアリュール)
【米国エーピーインディ系×日本ゴールドアリュール系】
実に5頭中4頭が父米国系と、その優位性を見せています。加えて、3頭がゴールドアリュールの血を持っており、現時点では米国系とゴールドアリュール系の優位性が際立っているのが大井で行われる3歳中距離重賞の特徴と言えるでしょう
それを踏まえて、本日の注目馬を挙げたいと思います
【注目馬 シシュフォス】
東京ダービーでは、南関東所属馬では最先着を果たし、4月には重賞のクラウンカップを制するなど、この世代でも上位の実力を既に示している同馬
血統的には、父、母父ともに米国血統で、米国色が強い構成
パサパサのダート中距離でスピードの持続力比べになるようなレースには力を発揮しやすい血統であり、今回も良いパフォーマンスが期待できるのではないかと考えます
以上、本日は、シシュフォスに注目してレースを楽しみたいと思います
予想はウマニティにて公開いたします。
こちらもご覧いただけますと幸いです。
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