2024さきたま杯 レース考察

豪雨となった本日の関東地方

厳しい暑さとなったかと思えば、集中豪雨があったりと、なかなか安定しない日が続いていますが、健康に留意して過ごしたいものです。

さて、明日は浦和競馬場にて、ダートグレードのさきたま杯が行われます。

本日は、このレースを分析してまいりたいと思います。

【さきたま杯 浦和1400メートル】

さきたま杯は、浦和の1400メートルで行われます。

浦和1400メートルは、小回りでコーナーをスムーズに回る器用さが要求されるコース

加えて、上級条件では、急加速という瞬発力の要素と、スピードの持続力という要素のどちらも要求される特殊な質のレース

それだけに、得意不得意替わりとはっきり出るレースでもあります。

注目したい血統データとして挙げたいのが、昨年、一昨年の結果

2023年
1着 イグナイター(父エスポワールシチー 母父ウォーニング)
(ゴールドアリュール系×マンノウォー系)
2着 スマイルウィ(父エスポワールシチー 母父コマンズ)
(ゴールドアリュール系×ダンチヒ系)
3着 バスラットレオン(父キズナ 母父New Approach)
(ディープインパクト系×ノーザンダンサー系)

2022年
1着 サルサディオーネ(父ゴールドアリュール 母父リンドシェーバー)
(ゴールドアリュール系×ネイティヴダンサー系)
2着 ティーズダンク(父スマートファルコン 母父キングカメハメハ)
(ゴールドアリュール系×キングマンボ系)
3着 シャマル(父スマートファルコン 母父アグネスデジタル)
(ゴールドアリュール系×ミスタープロスペクター系)

実に、6頭中5頭が父ゴールドアリュール系

ゴールドアリュールは、サンデーサイレンス産駒唯一のダートG1馬。サンデーサイレンスのトップレベルのスピードと瞬発力に、母方のヨーロッパ系の重厚な血がブレンドされ、スピード、切れという長所と、トップレベルでダートを走り切るだけのパワー、スタミナを共存させること成功した、日本ダートのトップホース

スピードと切れ味の要素とパワー、スタミナが高い水準で共存するというゴールドアリュール系の特徴は、まさにレースの求める質に合致すると言えます

それを踏まえて、今回の注目馬を挙げたいと思います。

【注目馬① イグナイター】

昨年の覇者イグナイター

血統的には、父がゴールドアリュール系のエスポワールシチーで、その血統的相性の良さは昨年のこのレースで実証済み

今年は海外遠征で、世界の強豪にもまれて力を磨き、さらにパワーアップした印象

額面通りに走ることができれば、今年もよいパフォーマンスが期待できそうです

【注目馬② シャマル】

2年前の3着馬シャマル

昨年はレース中のアクシデントで競走中止となってしまいましたが、そこからじっくりと立て直し、近2走はダートグレード2連勝と、完全に復調した印象

血統的にも父がゴールドアリュール系のスマートファルコンで、このレースとの相性は抜群

復調なった今年は、良いパフォーマンスが期待できそうです

以上、今回は上記2頭に注目してレースを楽しみたいと思います。

予想はウマニティにて公開いたします。

ご覧いただけますと幸いです。


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