【全頭所見】


①ロードマイウェイ 武豊

5連勝決めて重賞ウイナーとなり、順風満帆かと思われたが前走金鯱賞で大敗。スタート後にいきなり前を塞がれた不利があったあのレースをノーカンとすれば年齢も4歳と若く、侮り難い存在。
陣営が先行策を示唆しており、最内を活かして楽に位置をとれれば粘りきるかもしれない。また鞍上がそんなん実に得意。
とはいえ是非買い目に入れるべき絶好の穴馬かとは言い切れない。馬柱を見ると割と斤量と成績が比例しており、またアタマ差勝利のチャレンジCとはそもそも相手関係が違いすぎる。言っても5強に次ぐ人気であり、妙味アリかと問われると微妙なところ。


②サトノソルタス 藤岡康

なにげに初の右回り。
前走金鯱賞2着は展開が向いてのもので、かつGⅠ勝ち負け級のサートゥルナーリアにはしっかり力の差を見せつけられた。
ここではおそらく足りないと見る。


③ブラストワンピース 川田

力を出せた時は勝ち、そうでない時は馬券外と、非常にわかりやすい戦歴の馬。
取りこぼしパターンの多くは、スローである程度前の位置に付いていなければならないのに後ろの方にいて、使う脚が前にいる馬と同じぐらいで当然届かずという展開。
テンが速い方ではなく、いくらスロー想定でも前走のAJCCほど遅くはならないであろう今回は負けパターンを踏襲する恐れはある。
昨年の札幌記念のように、進出するタイミングも通るコースも抜群というレースができるかどうか。

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