フェブラリーステークス

【全頭所見】

①ブルドッグボス

マイルは過去1回大井で走っただけだがその時は勝っていることや、昨年のJBCスプリントでコパノキッキングに勝っていることから不気味な存在ではあるが、アレは地の利と好騎乗の賜物であり、強い競馬をしたのはキッキングの方だった。
そして、その一戦を抜いて馬柱を見ると、到底ここで買えるレベルの馬ではないという結論になる。


②アルクトス

東京ダートで【5.1.0.0】の戦績を誇り、重賞初挑戦だったプロキオンSでヴェンジェンスら当面のライバルたちを強い勝ち方で下しており、休み明けだが鉄砲は効く。好位追走型なので展開も向きそう。
ダートのトップクラスといえるかはまだ疑問だが、今回のメンバーでは相対的に上位に評価せざるを得ない。


③ワイドファラオ

先行争いに付き合いすぎず好位置に控え、直線で伸びるでも垂れるでもなく5着だった根岸Sを見るに、弱くもなければ強くもないといった印象。同条件のユニコーンSはハイペース逃げがハマったのとレベルに疑念があり、今回あまり強調できる材料ではない。
インティの後ろあたりにつけての前残り決着狙いになるのだろうが、3着内に粘れるかは厳しいと見る。馬主にはある程度の賞金を持って帰りそうではあるが。


④タイムフライヤー

絶好の買い時と狙っていた武蔵野Sでまんまと2着に来るも、相手がおらず馬券は取れなかったのが個人的に苦い記憶。案の定東京マイルは向いていたが、理想的な展開でワンダーリーデルに完敗しているあたり、再びGⅠを狙うまでには至らないと判断。

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