夢日記

早朝に目が覚めて、HVOBをかけながらベッドに横たわり、流れる雲を見つめていた。
全開にした窓に網戸をしていて、風が心地良くて、匂いも入ってきた。
初夏の匂い。
たまらなくキャンプに行きたくなる匂い。
とっても幸せな気持ちに包まれながら、キャンプに想いを馳せた。
冷たい川で作るゼリーの粉を持って行こう。あいつはわたしが自然とか緑が嫌いそうって言っていたけど、何も分かっていないな。わたしは自然の中で生きたことがあるし、会話もできる。
曲がいつのまにか他のアーティストになっていた。Spotifyだから。今度はHVOBの2017年のやつをかける。誰かと共作のやつ。
ふと1人が寂しくなってきて、弟はもう起きたかな、リビングでゲームしてないかな、一緒の空間にいよう、そう思って二階へ行った。
弟は支度をしていた。
どこに行くの?と聞くと、回転寿司。と言った。
友達とお昼を食べに行くらしかった。
わたしは、おばあちゃんの家でおじいちゃんと3人でごはんを食べれば、弟が出かけてしまっても寂しくないか、と思った。
落ち込みながらそう思った。
それでも弟が出かけるのが寂しくて止めたくなった。
暑い。空は雲に包まれていた。HVOBがずっと流れている。止めたはずなのに。
風が吹いて目が開かなくて、音楽は止められなくて、AirPodsを外したのに、ケースに戻したのに音楽が止まらなくて、しばらく、体が起きれないときのやつだ、と思い目を開けようと頑張った。早く二階に行かないと弟が行ってしまう。AirPods、外したのに。
曲が止まらない。曲が止まってない。
目が開かない。
体が動かない。
iPhoneの停止ボタンを押した。
音楽が止まった。
目が覚めた。
一体何回夢の中で起きたのだろう。
まだ10:30、お昼にさえなってなかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?