じわじわと離れかけてた頃に

私がエビ中ファミリーになったのは、2013年に広島で行われたフリーライブを見た時。

地方に住んでいてお金もなかったから東京のライブには中々いけなかったが、ツアーで近場に来たときは絶対に行くようにしていた。

しかし、2018年初頭辺りから大学での研究が忙しくなって体力的にライブに行けず、そして忙しくてバイトもできないから金銭的にCDやDVDを買えず。

そうなっていくとエビ中の情報を追う習慣がじわじわとなくなっていき、2018年にリリースされた『でかどんでん』も気がついたらリリースされていた、という感じだった。

ラジオ好きだったのでエビ中がレギュラーのラジオ番組も欠かさず聞いていたのに、いつの間にか聞く頻度が減っていった。

何か聞きながら作業をしたいときに、たまにはタイムフリーで聞いてみるか、くらいの感じだった。

そしてある日の朝、研究の準備をしながら「エビ中☆なんやねん」というラジオ番組をタイムフリーで聞いていた。

その回では、エビ中メンバーの星名美怜さんがエビ中の楽曲に乗せて適当な歌詞を歌う、というコーナーが行われていた。

その時歌った曲のタイトルが「我が家の秘密」や「私、相撲取り」。

私は実験の準備に集中してたはずだったが、声を出して笑ってしまった。

その瞬間、自分は今までこの面白い番組を聞き逃し、損をしている気がしてきた。

慌てて過去の放送回を聴き直した。

聴き直せば聴き直すほど、面白く感じる。

というか、かまいたちがレギュラーに加わったことで面白みが増してる。

そうして聴き直してるうちに、自分のエビ中に対する好きの度合いは、一回離れかけてた分以前よりも増していた。

ただ、握手会や2shot会に行くのはやっぱり恥ずかしい。

でも何かしらでエビ中とやりとりがしたい。

そう思って始めたのがラジオへのメール投稿でした。

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ふと考える時がある。

あの時美怜ちゃんの替え歌が面白くなかったら、エビ中から離れていたかもしれないし、ラジオへのメール投稿も始めていなかったかもしれないな、と。