思跡

思うに。
自己の完結に至る道とは何なのかと考えた時に、それが『死』と断ずるのは些か単純すぎな気がするのだ。
と言うのも、そもそも『完結』とは何を指すのか。
『完結』に至る『過程』とは何なのか。
そんな曖昧の中で生きている自分が、それこそ酷く『曖昧』に感じてしまう。

僕は確かにここにいて。確かに生きてはいるのだが、何を指して生きるとしているのか。
何を目的として生きているのか。
その全てに答えが見出せないでいる。
見出せないでいる自分が浮ついていてイヤになる。
何を言っているのか分からないと思うが、僕も何を考えているのか分からない。


唯の酔っ払いの戯言である。

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