知床観光船の水難事故 事後対応について
船の捜索のあり方は3つの段階に分かれるようだ
◾️[第一弾]水中カメラにて調査
高性能の水中カメラを使った船内に乗船者が取り残されているかを見る。
特に後ろの扉が空いていたが、海上保安庁のものより、北海道警のものがより小さく中に入れたようだ。
今回の捜索を見ると、様々な国家組織が連携を取って成果を上げている。
KAZU1を最初に発見したのは、海上保安庁でも北海道警でもなく、海上自衛隊の掃海艇「いえしま」というものだ。
本来は海中に埋められた地雷=機雷を掃討する目的の戦艦といえる。
また、さらに精密な3D映像で、どういった体勢でどのような傾斜の海底に沈んでいるかを描き出したものは、海上保安庁の測量船「てんよう」と言われるものだ。
このように発見は自衛隊、詳細な映像は海上保安庁、実際のカメラ撮影は北海道警と連携されて捜索が進んでいる。
◾️[第ニ弾]飽和潜水による潜水士による作業
続いて、ここからは国家機関に加えて特殊技能を備えた民間会社も関わってくる。
→次回に続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?