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Resonanceレコ発仙台編 "WAR IN MY POCKET" 出演バンド紹介

7/13に仙台BIRDLANDにて開催されます、自主企画の出演バンド紹介をします。

1.Die Eliminator

Resonanceの所属する東北大学アステロイズからの刺客。
彼らにしか鳴らせないハードコアサウンドがあると思います。Dischord直系のポストハードコアやストーナーロック、ハードロックなど様々な要素を感じさせつつ、日本語で叫ぶボーカル、歌詞の独特な世界観が突き刺ささります。先日、自主制作EPをリリース。次世代のハードコアを担っているバンドだと確信しています。


2.Little Factories

Resonanceの1st EPに携わってくださったブライアンや、alvin、thoroughly blue distroでお馴染みのもとい社長のメロディックパンクバンド。
バンドメンバー全員がボーカルを務めるスタイルをとっており、曲によってメインボーカルが変わって微妙にニュアンスが変わってくるのがおもしろいです。メロディよし♪ビートよし♪ビールうまし🍺。三拍子揃った最高のバンドです。


3.Boodle

Resonanceが今まで1番多く一緒にライブをしたバンドです(多分)。ポンコツメロディックパンクロックバンドを名乗っていますが、今や全くポンコツではなくなったことで話題です。Boodleなくして、今のResonanceはまずあり得なかったと思います。みんなが大好きなドタバタでどこか哀愁のある曲の数々。microplanのカバー(もうBoodleの曲として確立している笑)も含め、つい拳をあげたくなってしまう最高のバンドです。


4.Slugger Machine

RAFT RECORDSの吉野さん率いる、サッドメロディックパンクバンド。実は私が初めて好きになったメロディックパンクバンドで、個人的に思い入れが大きいです。今にも泣きだしそうな突っ走るボーカル、力強い歌詞にいつも背中を押されます。吉野さんにお会いしたのは2年前にSlugger MachineがFLYING SONに来たライブの一度きりですが、それからもネット上でやりとりをしてくださったり、大量の音源やTシャツを送ってくださったりと交流があり、ついに一緒にライブができるということで本当に楽しみです。


5.Jack Nicholsons

仙台のJack Nicholsonsが数年ぶりに復活です。これには驚いた方も多いのではないでしょうか。ダメもとでみさきさんにお誘いをしてみたら、まさかのOKをもらえて、嬉しさと驚きで声を出してしまいました。特に若い年代の方々の中には、私のようにJack Nicholsonsのライブを観たことのない方も多いと思いますが、是非この機会にJack Nicholsonsにしか鳴らせないサウンドに痺れてほしいです。


6.TURNING CENTER

国内メロディックパンクバンドの中でも一際ヒリついた氷点下のサウンドを鳴らす稀有なバンドです。そして、そのサウンドに裏付けられているかのような、怒りに似た感情で満ち、それでもって哲学的で冷徹な歌詞が突き刺さります。
”怒りを消費して救われたいんだ 浮かび上がる様々な問題 それで終わりじゃない まだ終わらない 全ては繋がっている 俺は俺の生活しか守れないよ”
まさに”War In My Pocket”なバンドです。


7.YAM

microplanやBlaze A Trail、Deeds Not Wordsといった、仙台メロディックを長年引っ張ってきたバンドのメンバーによる夢のようなオールスターバンド。稚拙な言い方にはなりますが、いぶし銀という言葉がよく似合うバンドです。YAMのライブはなぜか温かい雰囲気に満ちていて、優しい気持ちになれる気がしています。それはきっと5人のメンバーがそれぞれ積み重ねてきた歴史の重みゆえなのだと思います。大変おこがましい文章になってしまいましたが、ぜひ自分の目でお確かめください。


8.fault

Twitterの短いライブ映像を観て一目惚れしてしまったバンドです。以前から、レコ発をやるときはfaultにお誘いをしようと決めていたので、それが実現してとても嬉しいです。faultの曲を聴いていると3ピースの素朴なカッコよさを最大限に引き出しているなあと強く思います。ライブを実際に観たら思わず泣いてしまうかもしれません。


9.Desperdicio

パンクマスター兼アイドルマスターこと紺野さん率いるスパニッシュハードコアバンド。初めてライブを観た時にえらく衝撃を受けました。私のハードコアについての知識が浅いだけなのかもしれませんが、ここまでにボーカルにリバーブをかけるハードコアバンドは今まで観たことがなかったです。観客がいい意味で暴れ狂う様子が目に浮かびます。パンクマスター!パンクマスター!


”War In My Pocket”に込めた想いについて

我々のEPのタイトルであり、企画名でもあるこの言葉について少しだけ。
元ネタはもちろんガンダムのアレです。
ですが、元ネタとは微妙に違ったニュアンスを込めています。
この腐りきった世の中に対して何をもって抗っていくかというテーマのお話です。
私たちは少なからず、他人に依存しながら、他人に自分の弱さを開示しながら生きています。
しかし、それと同時に他人には決して見せられない、自分の心の奥底で積み上げてきた何かを持っているはずです。それは、自分が自分を失いかけた時のための最後の切り札であり、他人を傷つける凶器にもなり得ます。
私にとってこの世界で生きるということは、そういった不確かな何かを迷信のように信じ込むことでしかないと思っています。これを人々は一絡げに諦念だとか、誇大妄想だとか呼びますが、そこに前向きな希望がないとはとても思えないし、どうしても諦めきれないんです。
私はこの社会に対し、その何かで抗っていくことをいつしか決意しました。それは、腐りきった卑怯な人間と同じ土俵に立ち、でっち上げの理論でもって肩を並べようとする人間や、暴力や他人の弱みを利用する人間とは対極の場所にあるものです。

うまく言葉で表すことができませんが、何とか汲み取っていただければ幸いです。

ところで、あなたのポケットには今、何が入っていますか?












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