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なんとなく前進.

現在は僕は21歳.

ぼちぼちというか,そろそろ,というかいい加減に何がしたいか真面目に考えなくてはならない時期.

僕は自分自身に問う時間をなるべく増やすことにした.
なるべく引き籠ったし,なるべく本を読まずに自分との会話を優先した.

極端かもしれないけどなんとなく自分が分かってきたし,同時に自分が社会を求めるようになった.

自分と社会

よく若者が「自分の信念を曲げてまで」ということが多いけど,その原因は自分をおざなりにして自分が不鮮明なままに社会を先に考えてしまっているのだと思う.

自分のしたいことが分かってくれば,職人志向以外は自ずと社会との関わりが少なからず必要だし,何より誰かの協力が必要になってくる.自分だけでは頼りないことが自明であることが頭でも体でも理解ってくる.

自分が理解れば目標ができるし,目標ができれば時間が惜しくなるし,時間が惜しくなれば他者が自分を相手にしてくれない訳が分かってくるし,それが分かってだんだんと相手の気持ちを汲めるようになってくる.

よく経営者やアスリートが「皆さんの協力がなければ,ここまで」云々と言っていて,そんな場では綺麗事並べるので精一杯だよな,と冷笑的に眺めていたのだけでも現在となってはあながち本当なんだなと思うようにもなった.


前の方向はなんとなく分かった.とりあえず,一周,少なくとも半周は回れた気がする.ぼちぼちやっていこうと思う.


のらりくるりと芸術大学中退. 1998年製. 空気を画素におとしこもうと風景をパシャり.二次元(平面)と三次元(立体)の次元間の往来を主題に作品を制作しています.また言語バイアスによる対象からの各個人の情緒レンダリングを試行しております.