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共働きが当たり前の時代では『専業主婦』は憧れの職業だ

働き方を変えようという動きは最近よく聞くようになりました。
いいことだと思います。
でも、もっと考えないといけないのは「家族の形」だと思っています。

大手企業の場合だと会社の上司が50代というケースも多いと思います。
50代世代だと男性が働いて女性が家事育児という家庭が多数派です。
この家族の形は昭和・平成の時代では機能していましたが、これからの時代には全くあっていないです。
家族を大黒柱の夫が一人で支えるというのは、今の20代30代には難易度が高いです。
それにもかかわらず、結婚や妊娠出産で退職する女性は今でも多いです。
これは昭和の結婚観を引きずっているんだと思います。
専業主婦の親を見て育った子供はそれが夫婦の形だと思ってしまうんですね。

なので、まず理解しておかないといけないのは、 専業主婦は普通じゃないということです。
専業主婦はお金持ちだけの特権なんです。
働き方はいろいろありますが、共働きはマストです。
共働きを基準に人生設計をしていきましょう。

共働きといっても正社員である必要はありません。アルバイトでもフリーランスでも副業でもいいんです。

また、育児で一時的に仕事を辞めるというのもありだと思います。転職することも賛成です。
大事なのは生涯働く可能性があることを理解しておくことです。

いまはまだ社会の制度や認識が時代遅れ過ぎて、社会が共働きを受け入れられていない現実があるのも事実です。
これから徐々に変わっていきますが、もう少し時間がかかりそうです。
でもだからといって諦めたらだめです。

私たちが新しい家族の形の見本を作っていかないと次の世代にバトンを渡せません。
そして昔のようにみんなが同じ家族の形をとる必要はありません。
これからは家族の数だけ家族の形があっていいんです。
自分の家族に一番いい形を見つけていきましょう。

 ちなみに、我が家はフリーランスと会社員の組み合わせです。
以前は会社員と会社員でしたが、お互いに余裕がなくなりケンカも多かったので今の形になりました。
働き方を考える前に家族の在り方を考えていきましょう。

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