本業と副業と趣味

働き方改革が進んでいますが、現在の改革は労働時間がフューチャーされています。労働時間の改善は働き方改革のファーストステップになります。そして次のステップは副業解禁です。年金問題にもあるように、サラリーマンであっても自分で稼げる能力を持っていないと老後は厳しくなります。

どんなに貯金をしてもお金の不安を取り除くことはできません。一方で貯金はゼロでも毎月安定してお金を稼ぐことができれば不安はありません。また、収入源が一つだけの場合も不安に感じますが、収入源が複数あればリスク回避ができるので安心できます。

このように個人単位で考えれば、副業のメリットはとてつもなく大きいのです。今はまだ副業に関して科学されていませんが、従来の副業とは違ったものになっていくと考えています。そこで「本業」「副業」「趣味」の3つに分けて仕事の選び方を提案します。因みに、本業と副業の違いは収入の差ではありません。思想の違いなので副業の方が稼いでいる場合もあります。

本業=やるべきこと

本業は「やるべきこと」を選ぶのがポイントになります。自分の人生をかけて成し遂げたいことを本業にした方がいいです。言い換えると、「志」や「信念」とも言えます。人生で最も時間を費やすのが本業なので、やるべきことに費やした方がいいのです。

副業=やれること

副業は「やれること」を選んだ方がいいです。もっというと「得意なこと」です。副業でコンビニや居酒屋バイトをすることはおすすめしません。理由は、「誰にでもできること」と「生産性が悪いこと」です。副業は時間に限りがあるので、効率的に稼げることを考えないといけません。そう考えると誰でもできる仕事は給与が低いので辞めた方がいいです。自分の得意なことは希少性があるので収入が高くなります。また、時給制の仕事よりも成果に対する対価の方が将来の得られる収入は大きくなります。

趣味=やりたいこと

「やりたいこと」を仕事に出来たらどんなに幸せなことかと思います。でも現実はなかなか難しい。なぜなら、「やりたいこと」は自分の願望だからです。ビジネスは相手と価値の交換なので、自分の願望と相手の願望がマッチングする可能性は極めて低いのですね。なので、やりたいことは無理やり仕事に繋げずに、趣味としてライフワークとして続けることをおススメします。


これから働き方改革がどんどん進んでいくとこのような議論も行われるようになるのだと思います。自分自身の仕事と照らし合わせて調整していきながら頑張っていきましょう。

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