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「結局キョンでありたいわけだ」(2023/07/12の日記)

 1ヶ月前くらいにこのツイートがTwitterのおすすめに出てきた。それ以来たびたび(良いなぁ……)と思い返しては、もりこっこさんの「2つ上の先輩シリーズ」を見ている。副作用としてウルフカットが好きになったりもした。

 魔性の女に人生を狂わされたい時期が誰しもあると思う。学生の頃、夏目漱石の『三四郎』を取り扱った講義でファム・ファタールという言葉を知り、全てが腑に落ちた。
 その源流にあるもの、僕の場合は『涼宮ハルヒの憂鬱』のハルヒだと思っている。その枠は世代によって違うんだろうな。
 「その魅力で男の人生を狂わす女」というのは、必ずしも妖艶なお姉さんばかりではない。「○○するわよ!!!」となりふり構わずやりたい放題して、やれやれ……と言わせるような存在もまたファム・ファタールなのだ。

 結局キョンでありたいわけだ。僕もあなたも。

 やれやれ。紫陽花も咲いているというのになんだこの文章は。

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