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以下当時のメモをベタ張りです。
時間があったら直します。

LDRに移った。ベットが高すぎて登れる気がしない。震えながら、2-3度立ったまま旦那につかまって陣痛に耐える。背中も腰も痛い。なんとか小上がりに上がってクッションにもたれて陣痛に耐える。こんなに、こんなに痛いのか。

意識が朦朧としてきた。内診があり、ようやく子宮口が6センチになったと言われた。頭の向きを確認したいと言われ、触診されたその時2回目の破水。内診されるたびに痛みが強くなる気がする。痛い痛い。あと4センチ、、このまま4時間も耐えるのかと思うと気が遠くなる。しかし、このまま一晩越すことは想像できない、とにかく耐える。

「目を閉じないでください、ら鼻から吸って口からゆっくり吐いてください」
そう言われたけど、できない。熱は下がっていないみたいだ、体が震えて暑くなったり寒くなったり。さすられた温かさが、嬉しかったり暑かったり、、看護師さんに違う向きを試すよう言われる。四つん這いになり、クッションにもたれたまま陣痛に耐える。体が熱くなり、呼吸が短くなる。ハッハッハと短くなるとお腹に力が入る。

「子宮口が開く前にいきむとダメ、子宮口が裂ける、目を開けて痛みを逃して」
と言われるけど、痛くて痛くてそれどころじゃない。

子宮の収縮度を示す数値が、上がったり下がったりする。ただ耐えるしかない。

その後、このままだと産まれるのが夜中になるので促進剤をやめると医師から説明があった。これから楽になるなるのかと思いきや、陣痛は引かなかった。17時前にまた内診があり、陣痛の間隔は少し長くなってるけど、陣痛自体は強くなってる事を確認したが、子宮口は7センチから変化ない。帝王切開の可能性がある事も伝えられた。緊急帝王切開なので、傷は縦になるらしい。

17時過ぎ、母が来た。少し楽になった。呼吸を合わせてくれるのはよかった。目を開いて、鼻から息を吸う、口からゆっくり長く吐く。できない、ハッハッハと口から呼吸が漏れる。短い呼吸の時はお腹に力が入ってしまう。

17時30分くらいに横のLDRから妊婦さんの叫び声、後から入院してきた人だ。他の人を気にしている余裕や意識はなかったけど、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた。この状況からどうやったら、赤ちゃんが生まれるのか。不思議だった。

体が震える、痛みが押し寄せる。波に逆らえないから、波を受け止める、耐えるしかないよ。友達言った言葉が頭をよぎる。

意識が朦朧とする中、陣痛に耐えた。後何回陣痛を耐えなきゃいけないのか、何回耐えたのか、次の内診までどれくらい時間があるのか、気にしてもしょうがないのに時間が気になるが、時計を見る余裕もない。旦那に時間を聞くたびに、10分も経ってなくて、がっかりしてしまう。

疲れた、眠い、お腹も減った気がする。体が震える。熱も下がっていないようだ。
早く方針を決めてほしい。この痛みに後何回耐えられるのか自信がない。20時過ぎに来ると言っていた先生は来ない。ようやくきたのは20時30分頃だと思う。内診してもらったが陣痛がさらに強まった気がする。とにかく痛い。頭の向きを調べるためにエコーを行う。その最中も痛い、痛い。陣痛の波が来てないときも基本が痛い。私はこんなに痛みに弱かったのか。

エコーで頭の向きがわかり、旋回が進んでないこと、子宮口の開きが2時間前から変化ないこと、私の熱が下がらないこと、赤ちゃんの心拍が下がる事など色々な不安点が述べられた。あと、私のおしっこが驚くほど溜まってるからするようにとの事。こんな状態でトイレに行けるはずがない。

このまま様子を見るか、緊急帝王切開にするか相談するために先生達が帰っていったが、早く決めて欲しかった。もう本当に限界だった。
看護師さんにトイレに行けそうか聞かれたが、無理なので、導尿をお願いした。導尿も痛かった。尿は1.5リットルくらい溜まっていたらしい。気がつけば陣痛が酷くなった昼からトイレに行ってない。

この看護師さんは術後まで勇気付けてくれた。ありがとうございます。

そのあと、術着に着替えさせてもらって、剃毛もしてもらいながら、先生たちを待った。

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