あっぱれ!浦安鉄筋家族269話「くさいゴム」感想
奇想。良くも悪くも夢の中のような話。
(しかしタイトル「くさいゴム」て…)
金鉄じいさんを順子さんが100円ショップに
エスコートしている状況からはじまり、
偶然出会った爆乳女教師にラバーカップを路上で無償提供。
そしてあのオチ。
「うあああ 夢の世界じゃ!」
という金鉄じいさんの叫びは元々そういう伏線だったのではとすら思える。
(まあ5-6年前なら実際そうなっていたような気もする)
個人的にはとにかく金鉄じいさんに失礼な、
そして異様に当事者感の薄い順子さんの態度が面白い。
「頭にくっつけたりして…トイレの神様を怒らせちゃったのかもね」
「どーぞ使ってくださいさし上げますよ―」
「ああー死んだ毛根から髪の毛が引っ張り出されてる―――」
ココらへんの俯瞰・離人感っぷりが夢っぽさ出してるとこもあんのかな?
片乳づつやればいいのに、
翌日わざわざ2つラバーカップを購入してしまうほど
(メタ的な事を言えばわかりやすい画の都合ではあろうが)
おっぱいの事で頭いっぱいな四十代経産婦。
浦鉄は単なるロリショタ漫画ではない…という現実を
改めて我々は思い知ることになったと言えよう。
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