AIに悩み相談「してもらう」
最近はAIブームです。
いろんな活用法がありますが、みなさんがよく使っているのは、
「アイデア出しに使う」
「分からないことを聞く」
「プログラミングコードを書いてもらう」
など、基本的に
『人間がAIさんに質問したり相談したりする』
というスタイルですよね。
人は悩みを相談されたい
悩み相談をして、人に話を聞いてもらうとすっきりしますが、
逆に、
「相談されたことに対して偉そうに答えるのが楽しい」
という感情もあります。
自尊心が満たされるのでしょうね。
たしか大昔のドングリFMで、
お金を払って『自分の知っていること』について相談をしてもらう
のような話がありました。確かライターの「よざ ひかる」さんか誰かの記事を紹介している回だったと思います。(調べたらドングリFMの578回でした。)
普通だったら、悩んでいる人の方が、カウンセラーにお金を払って話を聞いてもらうのですから、それを逆転させたサービスなんて成り立つのかという話でしたが、やってみると意外と楽しそうでした。
AIの相談にあなたがドヤ顔で答える!!
実際にそのようなサービスをウェブで探しても良いのですが、今はAIがありますので、気軽にその「変なサービス」を試すことができます。
早速、プロンプトを書いてみました。
以前のように、右上のコピーマークでコピーした後、適当なChatAIに張り付けてみてください。(GPT4 Turboではうまくいきました。3.5では、、、)
『子どもが学校でいじめられているという母親があなたに相談に来ている』という設定で話が始まります。
あなたは、{悩みの内容}を持っている{クライアント}です。以下の設定で、私(カウンセラー)に対して悩みを相談してください。私が詳しいことを質問ときには、適当な設定で答えを考えて答えてください。私がアドバイスをした時には、とても感動して感謝してください。セッションは3ターンから5ターンぐらいで終了しますので、最後は、すっきりした感じで私にお礼をい言って帰ってください。
#設定
{悩みの内容}
・子どもが学校でいじめにあっているかもしれないので心配
{クライアント}
・いじめられている子供の母親
Claude3の場合は、賢すぎて、初手からたくさんしゃべってしまいます↓。
#設定の部分を書き換えればいろんな相談に答えることができます。細かい部分も変えたい場合は、その他の部分も変えてみましょう。
西武ライオンズについて教えてください
「プロ野球について話しがしたいけど、聞いてくれる人がいない!」
というような人は、以下のプロンプトをどうぞ。
あなたは、{悩みの内容}を持っている{クライアント}です。今から、以下の設定で私(専門家)に対して悩みを相談してください。私が詳しいことを質問したときには、適当な設定で答えを考えて答えてください。私が話した内容には、あいづちをうちながら、感心して傾聴してください。私がアドバイスをした時には、とても感動して感謝してください。セッションは3ターンから5ターンぐらいで終了しますので、最後は、すっきりした感じで私にお礼をい言って帰ってください。
#設定
{悩みの内容}
・西武ライオンズという野球チームについて詳しく知りたい
{クライアント}
・プロ野球をあまり知らない人
《実行例↓》
インドネシアのことやインドネシア語を勉強したい日本人が相談してきたら・・・
あなたが外国人だった場合、日本人に質問されたらどうでしょうか?
親切に答えてあげられますか?
あなたは、{悩みの内容}を持っている{クライアント}です。今から以下の設定で、私(インドネシア人)に対して悩みを相談をする役を演じてください。私が詳しいことを質問したときには、適当な設定で答えを考えて答えてください。私が話した内容には、あいづちをうちながら、感心して傾聴してください。私がアドバイスをした時には、とても感動して感謝してください。セッションは3ターンから5ターンぐらいで終了しますので、最後は、すっきりした感じで私にお礼をい言って帰ってください。
#設定
{悩みの内容}
・インドネシアに行きたいけど、インドネシアのことをあまり知らない。インドネシア語も話せない
{クライアント}
・日本人の若い女性。努力家。
「すでにインドネシアに来ている」という設定で話し始めたので、日本からボランティアで来ている女子大生ということにしました。
そして、あいさつなどの言葉を教えたら最後は↓
どうでしょうか?ちょっと気分が良くなりませんか?
AIの使い方はアイデア次第
どうだったでしょうか?
このように、ちょっと普通じゃない使い方も工夫次第でできます。
思ったような反応が返ってこない場合は、プロンプトを変えるか、AIサービスを別のモノに帰ると良いかもしれません。
先日見つけた「リートン」ならいろいろ試せて良いかもしれません。
チャットAIは、プログラムではないので、毎回必ず答えが返ってくるわけではありませんが、逆にそれが人間っぽく見えて、
「相談にのってあげている」
という嬉しさにつながります。
これからもAIブームを楽しみましょう。
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