ニュース教材182『熊とAIカメラ』
ニュース記事を使った読解教材です
やさしい日本語を使った最近のニュースを使って読解力をつけるための記事です。
(先週は1回忘れていましたので、今週は3回分のニュース記事です。)
はじめに、本文を読みやすくするための簡単な解説をつけます。
毎週続けて日本語の文章に慣れていきましょう。
山から出てきた熊をAIカメラで見つける?
日本は少子化になってきて、田舎では、農業や林業をする人が減っています。
昔は、農業に関係なくても、木の枝を拾ったり、山菜を取りに行ったりと、山の中に入る機会が多く、人間の住む場所と、山の間に
『里山』
と呼ばれる中間地帯が出来上がっていました。
この里山のゾーンがあるおかげで、山の動物は人間の住んでいる場所に近づき過ぎないようになって、お互いに安全に生きられました。
しかし、最近は、山に入る人間が減ってしまい、里山がなくなることで、人間の住んでいるすぐ隣まで、山の獣(動物)たちがやってくることになりました。
私がお米を作っている田んぼも山に近いところにあるので、いつもイノシシに荒らされています。
イノシシでもぶつかられてケガをしたり、死んでしまったりする人が毎年いますが、クマはもっと狂暴です。
なので、今回の
「AIカメラでクマを見つける」
というのは、住んでいる人の命を守るためにも、農地を守るためにもとても大切なことだと思います。
見つかったクマが、殺されるのか、山に追い払われるのかは元の記事に書かれているかもしれませんので読んでみて下さい。
記事本文は以下のリンクから読めます。読んだ後は、下の問題にチャレンジしてください。
問題
最後に読解問題です。ニュースに書かれている内容が分かれば答えられると思いますので、答えは書いていません。
ニュースの本文を読み返しながら答えてもかまいません。
問題①
岩手県で去年4月からの1年で熊におそわれた人数は何人ですか?
問題②
AIカメラは動物を見つけたときに、自動で何をしますか?
問題③
熊が人間の生活している場所の近くで見つかった場合、市はどうしますか?
どうでしょうか?
答えが分からない人や、正解を確認したい人は、What'sAPPなどで聞いて下さい。
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