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キュウリの皮算用(かわざんよう)

皮算用とは、
「まだ実現していないうちに実現したときのことを考えること」
を言います。

もとは、
「とらぬ狸の皮算用」
ということわざに出てくる言葉です。

ここでいうタヌキは『猟でとった獲物』のことです。
その肉を何に使うかを考えるだけでなく、
肉を取った後の皮までも「何に使おうかな」と考えることのおかしさを言っている言葉でもあります。

インドネシア語で似た言葉を探すと、

「menghitung ayam sebelum menetas」(卵が孵る前に鶏を数える)
という言い方が近いかもしれません。
これも、まだ確実ではないことに対して、早計に計画を立てることのリスクを警告する表現で、
「Jangan menghitung ayam sebelum menetas」
のように書くこともあるようです。

キュウリが急に増えまして、、、

先週までは、キュウリが少ししか取れませんでした。
だいたい1日50本ぐらい
そして、他の農家もきゅうりを出してきていなかったので。
『2本で178円』
という値段でも売れていました。

しかし、今週になって急に取れる数が増え、
1日200本以上とれてしまいます。

さすがに、これだけたくさんあると、売れ残ってしまいます。

売り場に大量に積み上げられていると、なんだか安っぽく見えるのも原因かもしれません。

対策として、
いつもの売り場と違う遠くの直売所にも送ってみました。
前日に確認したら、
「2本180円でも売れますよ!」
って言われたのを知って100袋送ってみたら
ほとんど売れませんでした。

↑送り込んだ瞬間は
「へへへ、これで18000円だぜ!」
と思っていましたtが、これが皮算用ですね。

欲張らなければ10000万円ぐらいの利益になったかもしれないのに、欲張ってしまったために、損をしてしまいました。

皮算用によって「180000円」と思っていたのが「0円」になったので、ショックがデカいです。

計画を立てるときにはうまくいかなかったときのことも考えないといけませんね。



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