大相撲の番付(ばんづけ)
今月は7月なので、名古屋場所が行われています。
みなさんにも興味を持ってほしいので、まずは、大相撲の力士のランキング表である『番付』について書いてみたいと思います。
横綱がトップです
外国の人でも聞いたことがある「横綱」というのが、最高のランキングです。
まずはかんたんな表を作ってみました。
色がついているところが「関取」と言われる人で、一人前として認められ、給料がもらえます。
同じランキングの中でも、前頭のように1~17までのランクが分かれています。数字が小さい方が上です。前頭の12番目は「前頭十二枚目」のように、「○○枚目」とよびます。
1番目のことは「前頭一枚目」とは呼ばず「前頭筆頭」と呼びます。これは、十両や幕下以下でも同じで「十両筆頭」「幕下筆頭」などと呼びます。
東と西がいます
上の表で「十両は1~14まで」と書いてあるのに28人いるのはおかしいと思いませんか?これは、それぞれのランクに「東と西」があるからです。
横綱も、2人以上いる場合は「東の横綱」「西の横綱」と別れます。
なので、十両の場合、東と西にそれぞれ14のランクがあるので28人いることになるわけですね。
ちなみに、同じランクの場合は、「東の方がランクが上」だそうです。
NHKのテレビ放送でみられるのは?
大相撲の本場所は、朝の8時半ごろから始まっていますが、ランキングの下の人たちから順番に戦うので、NHKのテレビ放送が始まる3時ごろには、もう十両の終わりごろになっています。
最近はネットで生中継をするチャンネルもあるので、新しい人たちの応援をしたい場合は、そのようなネット放送を見ると良いでしょう。
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