ニュース教材167『モンゴルで大雪被害』
ニュース記事を使った読解教材です
やさしい日本語を使った最近のニュースを使って読解力をつけるための記事です。
はじめに、本文を読みやすくするための簡単な解説をつけます。
毎週続けて日本語の文章に慣れていきましょう。
モンゴルの大雪被害に日本から支援を送りました
今年は3月になってからも寒い日が多く、東京や神戸でも雪になることがありましたが、モンゴルでも大雪で大変な地域があったようです。
モンゴルは、トルコや台湾と並んで親日な国として有名な国の一つです。最近の日本では大相撲で活躍している人の多くがモンゴル出身力士になってきましたのでそのイメージの人も多いでしょう。
今回の雪の被害はとてもひどくて、亡くなった人や被害にあった人は合計で70万人以上もいたそうです。モンゴルには羊や馬などの家畜を買って生活している人も多いのですが、その家畜の被害もそうとうだったようです。
モンゴルの緯度は、日本でいうと、北海道と同じかそれよりも北になりますので冬の寒さはとんでもないでしょう。
天気を調べるサイトによると、モンゴル西部の「ホブド」という地方の天気を調べてみたら、確かに寒いですが、6℃/-3℃ぐらいでした。まあ、寒いですが、北海道ぐらいなので、ちゃんと暖房していれば大丈夫なくらいだと思います。
つまり、この大雪災害(ズドというそうです)は、単純に「大雪が降った」とか「寒い」というだけでなく、長期的な天気や他の要因が重なって起こった災害のようです。
ともあれ、困っている人を助けることは必要ですので、日本からの支援がは早く届いて役に立ってほしいものです。
ニュース本文は以下のリンクから読めます。読んだ後には下の問題にも挑戦しましょう。
問題
最後に読解問題です。ニュースに書かれている内容が分かれば答えられると思いますので、答えは書いていません。
ニュースの本文を読み返しながら答えてもかまいません。
問題①
今年の1月から3月19日までに、この災害で亡くなった人は何人ですか?
問題②
日本政府がモンゴルの人たちのために送るものには、『電気を作る機械』の他に何がありますか?
問題③
これらのモノを送るのに協力する団体の名前は何ですか?
どうでしょうか?
答えが分からない人や、正解を確認したい人は、What'sAPPなどで聞いて下さい。
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