見出し画像

100年前の教育アニメ

最近、100年前に日本で作られたアニメのフィルムが見つかったというニュースがありました。

日本は、今ではアニメで有名な国だとは思いますが、100年前というと戦前せんぜんです。
ミッキーマウスの有名なアニメ「蒸気船じょうきせんウィリー(Steamboat Willie)」が1928年ですので、それより前ってことですね。
そんな時代にどんなアニメがあったのでしょうか?

その古いアニメは、実は「教育啓発きょういくけいはつ(みんなに何かを教えて知ってもらうこと)」のためのアニメだったそうです。具体的ぐたいてきには、『歯みがきのしかたを教えるためのアニメ』だったそうです。

アニメの中では、こどもが食事をしたり、歯をみがいている場面が、かわいい絵でかかれていました。

この時代のアニメは、今のようににデジタルではなく、一枚一枚、手で絵をかいていました。背景はいけいの町の様子や女の子の着物なども、とてもていねいにかかれていたみたいです。

アニメで楽しく分かりやすく歯のことを教えていたんですね。こうしてくれたおかげで、今の人もきちんと歯をみがいて、健康でいられるんですよ。

100年も前のアニメでも、子どもに何かを教えようとしていたんだなあと感じました。アニメは昔も今も、人に何かを伝える大切な役割やくわりがあるんですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?