ゆる言語とドングリを楽しめるようになったらもう日本語は大丈夫
日本のインテリが聞くPodcastは「コリドンニュース」と呼ばれる4つの番組だと言われていました。しかし、最近の私は「ゆる言語学ラジオ」がとても好きなので、いろんな人に宣伝しています。楽しみながら、日本語やその周辺の雑学が身について楽しいです。
しかし、日本人ですら私の勧めで新規リスナーになった人はいません。というわけで、今回は記事の中でこの二つのニュースを好きになることが日本語学習者としての一つの到達点になるのではないかと言うことを書きたいと思います。
ゆる言語学ラジオは「ゆる」だからいい
以前の勉強会で「ゆるキャラ」の話と「ゆるい」という言葉について話しましたが、「ゆる言語学ラジオ」はこのゆるい感じがいいのです。
難しい学者先生が難しい理論を語るようなコンテンツを我々は求めていないのですから。
このラジオはPodcastでもYoutubeでも聞けます。言葉の話だけでなく、いろいろな雑学(学校で習わないような知識)を得ることができます。日本語やあなたの母語だけでなくいろんな言語や文化が好きになれるラジオだと思います。
ドングリFMはどの回を勧めたらいいのか迷う
ドングリFMは「コリドンニュース」の中ではとびぬけて「ゆるい」ラジオです。楽な気持ちで聞くことができます。ゆるすぎて、全くナレッジが得られない回もあったり、急に芥川龍之介の朗読をしだしたりするので、知り合いの人にどの回を勧めたらいいのか迷います。とりあえず、どこから聞いてもいっしょなので、適当な回から初めて、「ハズレ」だと思ったら飛ばして次に行くといいと思います。
話している二人のうち「なるみさん」の発音は日本人でも聞き取れないことがあるらしいので、このラジオでトレーニングすることで、ハイレベルな日本語の聞き取り能力がつくでしょう。
あくまで日本語学習の中間地点です
この二つのラジオを楽しんで聞く能力があれば日本語は大丈夫と言いましたが、それは「もう日本語が完璧!」と言っているわけではありません。これら二つのラジオを聞いて、楽しんで聞くことができれば、楽しみながらどんどん日本語が上達していくだろうということです。つまり、ゴールではないってことです。
そしてさらに上、つまり「通訳」や「日本語の先生」のように日本語を仕事にしたいレベルの人には、『ももこ先生』『大根先生』『篠研篠崎先生』のYoutubeがおすすめです。私も「日本語教育能力検定試験」という長い名前の資格の勉強をするときにとてもお世話になりました。
エンターテイメント性は薄いですが、とても勉強になります。外国人の人でも「日本語教育能力検定試験」に合格している人はいますので、みなさんにも不可能ではありません。がんばってみてください。
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