日本語テキストであつかうテーマ
最近、新しい日本語テキストを作りたいという話をしています。
「文字を覚えない」
「会議や授業での会話を重視」
というコンセプトは決まり、
1回分のレッスンのテンプレートもできましたが、
『具体的なレッスンテーマとなる構文』はどうやって決めればよいでしょうか?
10個のテーマ
困った時にはChatAIさんに相談していますが、前回までの記事を読んでもらって、コンセプトを理解してもらったうえで
「全体像をりかいするためにテーマをジャンル分けしてください」
と頼んだら以下のような案が出ました。
1.意見の表明
2.質問と回答
3.提案と要望
4.不明点の確認
5.時間の調整と|スケジュール《》
6. 時間の調整とスケジュール
7.感謝とお詫び
8.結論とまとめ
9.フォローアップ
10.緊急時の対応
うーん。これをあっという間に作ってくれるのがすごいですね。これをこのまま使うのではなくても、頭の中の整理になります。
構文数のバランス
テーマを10個に分けましたが、実際のミーティングで使う回数(「頻度」と言います)は、グループごとに違いますね。
『自己紹介』は初めの1回でしょうし、『緊急時の対応』がたくさんあると困ります。そこで、それについても聞いてみました。
「どのグループの文をよく使うと思いますか?」
すると、『頻度が高いグループ』と『頻度が低いグループ』に分けてそれぞれの理由も書いてくれました。
あいさつは毎回必要ですが、大体が決まった形なので少なくて良いでしょう。
「意見の表明」、「質問と回答」、「提案と要望」、「結論とまとめ」などは、どのような話し合いでも必要なので、この部分の例文をいろいろな日本語で作られるようにしたいですね。
最終的には、ちょうど100の構文にするとしたら、それぞれの章にいくつの構文を割り当てるかを考えていく必要がありますね。
次回はそれについて考えます。
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