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ポンコツ リターンライダー登場

はすごい技術があるわけでもなく、素敵なところへツーリングをしているわけでもありません。 でもまあ、自分の気持ちや考えをどこかに残しておきたいなあと思い、ここに残すことにしました。
1957年4月に北海道で生まれました。 18歳の時に大学に入学で東京の生活が始まります。 そこからはずっと東京で暮らしています。 
1982年に中型二輪を取得しました。 中型を取得する前はMBX50という、当時は50CCにしては少々大き目なボディーのかっこいい原付に乗っていました。中型を取得してからは、CB250 RS、SRX250 、SRX400と4サイクル単気筒のバイクばかりに乗っていました。 当時はRZやVTなどスポーティでかっこうがいいバイク全盛期でしたが、なぜかおじさんが雪駄をはいてパタパタと後ろから追いかけてくるような単気筒のエンジン音に惹かれるものがありました。 子供ができて家族との時間を大切にしなければならなくなったり、仕事が忙しくなったりなどいろいろな理由から31歳の時にバイクから離れました。 それから30数年の時間が経ち、また乗りたいなあと思い、懐具合も多少余裕ができてはきたのですが、その時には体から余裕というか、思いっきりバイクに乗れる力がなくなっていました。 正確には乗ることはできます、運転をする分には全然問題ありません、乗る前と降りてからは問題なのです。 取り回しがうまくできません。 力が入らないというか、息切れがします。 今は医者へ行き原因もわかり、悪化しないような対応をしているのですが、POCD(たばこ病と言われているものです。)によって、動くと気息切れがひどく、バイクを押しまわすことができません。 リターンの際に購入したのはYAMAHA MT25、結構厳ついボディのバイクです。 重心が上にあるような感じがするマシンでした。 我が家のマンションの駐輪場も狭い通路とクランク的な曲がり角が多く、何度も切り返したり、出し入れが大変です。 公道にマシンを出したことには、ぜぇーぜぇー言っているは粘度の低い鼻水が滝のように出てくるはで、走り始めるまでかなりの時間シートの上で深呼吸… 走りだすと普通ですが、コンビニなどで駐車して、スペースから引き出す、向きを変えるなどをすると息切れを起こします。
まあそんなことですから、バイクはマンションの駐輪場で眠る日が多くなりました。 その後医者へ行きPOCDの悪化も防ぐようになり少し回復はしました。 それまでは悪化の一方でしたので、気分的にはやや好転です。 で、その時に見栄のようなものを捨て、本当に楽しむ覚悟みたいなことを考えたのです。 250CCを手放そう、取り回しができるバイクにしようと。
そして今乗っている、AJS Tempest Scrambler 125を手に入れました。
MT25を得るときには、コロナ禍真っ最中の時で市場にバイクがない状況の時に、もう40年来の付き合いになるバイク屋さんがやっとの思いで見つけてくれたマシンだったので、 手放したいという話をした時には非常に心苦しい思いをしました。 ちょうど私の家の近くのバイク店に大型輸入マシンを受け取りにトラックで来るときに家によってもらい、MT25も積み込んでドナドナです。 その時に私もいっしょに乗り込み、バイク屋さんの店まで行き、店頭にあったAJSマシンを即購入というドナドナから一転のマシン購入となりました。 

という感じで今に至るです。
AJS購入が2022年の4月です。 それからの色々な思いや出来事、今どのようにバイクと付き合っているのか、などに関してはこれからおいおいと書いていこうと思っております。
時に技術的に優れているということもありません、自分でマシンを触るということもあまりしていません。 ほとんどバイク屋さんにお任せです。 特にマシンを操るテクニックにも優れていません。 空白の30数年で、コーナーの曲がり方や乗り方の姿勢など、多くを忘れてしまっています。
今少しずつ思い出し、再装着といった感じで得たスキルを楽しんでいます。

普通のというか、どちらかというとポンコツのリターンライダーです。


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