毎週末が大掃除:娘(犬)のいない生活

  ここのところ、毎週末が大掃除というか、不要物の整理、廃棄で過ごしてます。キッカケは娘が亡くなって、娘のものの整理からです。

 4月中旬、コロナ騒動の最中に娘は14歳の天寿を迎えました。保護犬から我が家に3歳できて、十一年目でした。何も関連はないと思いますが姉(犬)が亡くなった日から7日遅れでした。桜が散ると、ママがお姉ちゃんにことを思い出して暗くなっていたのを知って、桜の散らない時期まで頑張ってくれた気もします。

 この1週間後の週末、食欲が無くなった娘のために色々な種類のご飯を買っていたのですが、悪くなる前に誰かに使ってもらいたくて、ネットで動物保護団体を検索、直前に買った食べ物、元々食べていたご飯を大量に愛護団体に送って、1週間目の週末は忙しく過ごせました。

 二週目、三週目と何故か、これまで処分もせずに持っていた服を整理。これ、別に夫婦でそうしようと相談したわけでもないのに同時に始めて、服やら、ガラクタやら大量に整理して廃棄。

 四週目、五週目、六週目と要らない靴、要らない容器、要らない電化製品、要らない取扱説明書、要らないハガキやらを整理。二人ともに夢中で家中整理。

 6月末、家の中が妙に広くなって。娘の遺品が目立つ様になります。広くなった家で、余計目立ちますよ。そう、ですね?きっと、これを持ち越し、先送りしてたんですよね。七週目、娘の遺品を大部分廃棄。今残るのは、、、最後に寝ていたベット。最後のエチケットシート。散歩の時のエチケットバック(パパ用青、ママ用ピンク)だけになりました。

 最後の半年ほど視力を失った娘のために家の中は何一つ位置を移動しない様にしていたので、不要な物も多かったのは間違い無いのですが、広くなっちゃいましたね居間。不要物の、娘の物がなくなった以上に、何処でも我が寝床とコロコロ転がっていた彼女が居ないことが、この居間の広さの最大の理由であるのは考えるまでもないですね。

 会社から家に帰るたびに、居間に入ると、広さと同時に喪失感。三ヶ月近くになりますが、まだまだ無理。

 今から妻と散歩に出かけます。マスク忘れずに!

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