あめま山荘突入せよ！

警部、立てこもり犯の包囲完了しました。

そうか・・・よし、拡声器を貸せ！

おい！聞こえるか！君は完全に包囲されている！おとなしく出てきなさい！

うるせぇ！それ以上近づくんじゃねぇ！

なぜこんなことをする？君の要求はなんだ？

よく聞け！俺の要求は『下ネタの解禁』だ！

そんなことをしてどうする？アカウントを消されても知らんぞ！アカウントを粗末にするんじゃない！

アカウントなんか知るか！俺が本当にやりたいことやれるなら、何個でもアカウント作ったるわ！

何もそんな危険なことしなくても、普通のネタでいいじゃないか？な、取り返しがつかなくなる前に、大人しく出てきなさい。

断る！俺はな、こんな足かせだらけの世の中にもううんざりなんだ！今回のこの可能性に賭けてるんだ！要求が通るまでは、絶対でねぇからな！

・・・うーん、なんという執念。これは長期戦覚悟か。

警部、犯人のお母さんを連れてきました。

そうか、ではお母さん、さっそくですがこの拡声器で息子さんに訴えて、説得を試みてください。

おーい、アンタ！母さんだよ。こんなバカな真似はやめて出てきておくれよぉ！母さん、あんた親を悲しませるネタだけはやめておくれ！

卑怯だぞ！警察！オカンは関係ねぇじゃないか！

おっ、動揺しているか？いや、完全にふさぎ込んでしまいましたね。

警部、犯人の家からこんなものが・・・。

なんだ、普通のノートみたいだが・・・。

中を見てみてください。

うん？こっ、これは・・・全部下ネタじゃないか！

どうやら、これをすべて公開したいがための凶行のようですね。

おい！建物内にはパソコンはあるか？

はい、犯人が一台ノートタイプのものを持ち込んでいる模様。あと、スマートフォンも所持しており、Wi-Fi接続済のようです。

マズイな時間がない。これが公開され、マスコミに取り上げられると、とんでもないことになるぞ！どうする？

警部！

どうする・・・よし、無線を特殊部隊につなげ！

確保だ！

♪~エンディングテーマ　世情　by中島みゆき