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OsakaMetroの保守用車(1) D-8

大阪市交通局の地下鉄事業を2018年4月より引き継いだ大阪市高速電気軌道(Osaka Metro、大地鉄)には東京に次ぐ日本第2の規模をもつ大阪の地下鉄を維持管理するために多数の保守用車が在籍しています。今の私の趣味の本業はこちらですので、少しずつご紹介します。なお、こちらで紹介する内容は私が現地で見た内容に基づいているため、網羅性には課題があります。また、写真はイベントの際のものを除き、敷地外からの撮影です。

富士重工の制作したTMCシリーズの保守用車(モータカー)は旧国鉄→JRに採用されたこともあり全国に広がりました。関西でも阪急電鉄や南海電気鉄道に導入があり、大阪市交通局(当時)にも何両かが導入されました。これらのTMCシリーズについて、以前の状況は詳しくわかりませんが、2020年現在もTMC200系列が在籍しています。この中には私が出会った車両も何両かあり、この場でOsaka Metro (大阪市交通局)に在籍するTMCシリーズについてご紹介します。

■D-8
少し前になりますが、大阪市交通局時代の長居保守基地を訪ねた際に見かけたTMC201Dのモータカーです。TMC201DはTMCシリーズで全国に広まったTMC200Cに長いクレーンを設置し、キャブの形状を変更したTMC200Dの標準軌版です。大阪の201Dはキャブの形状が200Cや他地域の200Dとはかなり異なり、窓が大きい独特な姿をしています。このD-8はボンネットにライト類がなく、すっきりした姿をしているのが特徴です。
撮影時には西側に留置されていました。ただし、この後にも何度か長居を訪れていますが、D-8を見かけていません。

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■車両データ
事業者名:大阪市交通局(当時)
メーカー:富士重工業株式会社
形式  :TMC201D
製造番号:1049
製造年月:1988年10月
車両番号:D-8

■撮影データ
2016-10-15 大阪市高速電気軌道長居保守基地

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