Album CHIBUSA
大江千里さんのアルバム「乳房」のモノクロのジャケットの写真が好きで、学生の頃 部屋に大きな等身大のポスターを貼ってありました。今、思い出すとちょっと照れますが☺️
実家の離れにあったステレオで何度もレコードに針を落として。ブックレットの歌詞を見ながら、言葉の意味を考えたり感じたり、一緒にメロディーを口ずさんだり。
悩み多き10代の私を慰めてくれたり、時には励ましてくれた。千里さんに話を聞いてもらっているような感覚がありました。歌詞の中で答えを見つけるような感じもあって、名曲の数々は今聴いても胸に響きます。
「手垢のついたステーショナリー」ではきゅんとせつない気持ちになるし、「彼女によろしく」では心を揺さぶられます。
冬なのに湯気が立ち上るような暖かさを感じる。暖炉が思い浮かんだり。温かい飲みものを飲みながら聴きたい、楽しい気分になるのにどこか切なさの残るアルバムです。
好きな曲がたくさん詰まっていて、今も聴くと懐かしい気持ちでいっぱいになるお気に入りの1枚です。
このジャケットが大川直人さんの写真かどうかは分からないのですが☺️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?