さよならと白い花
3日前、おばあちゃんが旅立った。
94歳くらいだったと思う。
通夜と葬儀がおわった。
棺に花も入れて
小さく白い綺麗な顔を眺めたけれど
まだあまり実感がない。
これからいろんな場面で
いないことに気がついて
そのたびにじわじわと実感していくのかもしれない。
いつかとてつもなく淋しいと思うのかもしれない。
まじめでやさしく、しんぼう強い。
最近はとても小さく、白い花のように可愛いおばあちゃんだった。
淋しそうなありがとうと力強いいびき。
最後まで自分で立って歩く力強さを
私も持つことができるだろうか。
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