馬楽の時間 42

 そおっと脚を使ってみます。きっと反応しないでしょう。馬に受け入れ態勢ができていないので当然です。今度は「脚使うぞー」と予告して脚を使います。馬くんが反応できなかった時は「ごめん、今の違うから」と馬を責めません。大丈夫。次は馬が待ってます。待っているところへ合図を出すので今度は反応します。目いっぱい愛撫します。馬くんはご機嫌です。次も合図を待ってくれます。人馬ともルンルンです。その方がいいでしょう。馬はゆったりした大きな常歩です。リラックスし満点のストレッチ。
 私のやり方です。ピットボーイとは30分は常歩しました。ピットボーイについては私の本に書きました。彼とは友達以上、志を持った同志のような関係になりました。自分でも羨ましい馬術人生です。

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