馬楽の時間 194

 40歳で、乗ろうと思えばいくらでも乗れる環境になり、全部やり直しました。全部再検証しました。大会には出ないので、いついつまでに何をしなければならないとの、時間の制限がなくなり、じっくりやれました。
 大学時代から人の指導を拒否しましたので、あちこち左右されませんでした。教科書はミューゼラー。その代わり、この人はと思う人の演技は、文字通り食い入るようにみました。一流と言われる人の指導は、直ぐそばで、耳をダンボにしました。
 40歳からビデオもこれでもかこれでもかと見ました。世界のトップを。
 お蔭で自分の馬術を作れたと思います。それはより原点に近いものになったと考えています。原点が決まれば応用が出来ます。
 生徒さんの騎乗を見ると、どこをどう変えれば良くなるか分かるようになりました。どう手助けすれば良いか分かるようになりました。
 もうすぐ第3クオーターが終わります。残りは第4クオーター。そんなに時間はありません。自分が得たものを、一人でも多くの人に伝えたい。
 100歳まで生きます。どこまで馬楽を広められるか。
 3冊本を出しました。読んで頂きたいので可能な限り平易な文章にしました。易しいからと軽く見ないでください。本当のことを書きました。もう無理でしょう。お金がかかるんです。
 海外にも広めたいです。馬楽は英語では何と表現するのでしょう?

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