馬楽の時間 13

扶助について
 aidを扶助と訳した人は天才ですね。aidを辞典で調べると助けると出ます。馬術での扶助は、一般的に指示とか合図と考えられていますね。「速歩の扶助」は馬に速歩をさせるための指示。これが普通。でも「扶助」をよくみると扶も助も助けると言う意味で、指示とか合図と言う意味合いはありません。まして絶対命令なんかではありません。「命令だ」と思っている人は命令に従わなければ「反抗だ」となり、懲戒として鞭をつかう。当然のように。何か変ですね。嫌ですね。大好きな馬をたたくんですよ。
 扶助。じゃあ何を助けるんでしょう?馬術の話ですよ。馬単独では馬術は成り立ちません。馬の動きを助けるのではないでしょうか。

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