馬楽の時間 27

A 上手になるにはの続き。
 左右の差が小さいほうがいいです。完璧にはなりませんが、出来るだけ左右均等にしたいものです。馬にももともと左右差があるようですが、乗る人によって癖がつきます。まず手。日本では右利きの人が多いようです。右手は自由に使えますが左手は余り自由にならない。例えば左に曲がる時、無意識に右手が前に出るので、馬は左に顔を向けやすい。反対に右に曲がる時、左手はそのままの位置で、右手を引いてしまう。馬は苦しいです。毎回そうしていると、馬は右まわりが嫌になります。「右が固い馬」とされてしまいます。可哀そうですね。
 利き手じゃない手を使いましょう。私は納豆を左手で混ぜています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?