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集福と書く精

『わしは人間になりたい』

12月2日から1月7日まで『修復と覚醒』というメニューを受けてました。

天職コンサルタントで生成発展アクティベーターの梅田幸子さんが
提供されていたサービスなんですけど、

告知を見たときはちょうど休職して毎日布団にお篭り中。
アメーバのごとく布団の中でのびていて、起きてご飯を食べるのもおっくうでした。

これが20代なら「蛹から蝶になる準備✨」的な可愛らしさがあるかもだけど
47歳のおばさんは70歳のおじいさんにメタモルフォーゼしたらしく
部屋の中に充満する獣臭が自分から発せられたものだとわかった時には
ショックのあまり「私は・・・もう・・・人間には戻れない・・・」と思いました。

そんなわけで、何をどうやって修復して覚醒するのかわかなくても、
メニューの名前だけで「こりゃ、私にピッタリ!」と思ってすぐに申し込みましたよ。
わしはアメーバーから人間になりたい。


部屋が修復を煽ってくる。

メニューがはじまってすぐ変化が起きました。
突然「そうだ、部屋を片付けよう」と思い、気分は65歳マダムに若返り。

以前から押し入れとチェストの中がごちゃごちゃしていて気になっていたけど、ずっと見て見ぬふりをしていたので、昼夜逆転にならないように日中起きているためにも思い腰を上げて片付けを始めました。

まずは、押し入れとチェストとカラーボックスの中身を全部出したんですけど、

万年筆、ペン、ノート、ノート、
バッグ、ポーチ、ポーチ、ポーチ、終わらないポーチ、
CD、DVD、ポーチ、それでもポーチ、まだポーチ、
溢れ出す万年筆、ポーチ、もういいよポーチ・・・、


てか、どんだけあるのポーチ!?


万年筆のインクカートリッジとか、ミュージカルのパンフレットとか
インスタントカメラとか、本、本、本、積読本、
まぁ、本はしょうがないよねぇ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

じゃ、ねぇよ。

「ポーチでなんか商売してんのか」「文具博でもすんのかよ」というほど使わないポーチと文具が出てきた時には、「こいつ狂ってんな・・・」と思った。(お前だよ)

全てのものを「使う」「使わない」で選別して、
残しておくものは使いやすく、手放すものはメルカリや人にあげて処分をしているうちに
思い出したことがあった。

私、描きたいんだった。絵を描くように文字を絵の具に文章を書く。

それまでの部屋は
テーブルはしまうのが面倒で置きっぱなしにしているもので使えず
住所不定の文具やポーチ、本があちこちに散乱して気が散っていた。
とても何かを書こうとは思えなかった。

よくわかんないけど、修復されて覚醒したのは自分じゃなくて、部屋だった気がする。
ものを減らして空間を広げて、こうして文章を書けるようにしてくれた。

そして、覚醒した部屋は『統合ワークはせんのかい』とめっちゃ煽ってくる。

あ。はい。します。


修復と覚醒

年が明ける頃にはお風呂に入れるようになったので、ようやくおばさんに復帰した。
すっぴんにマスクで過ごしてうっかりするとおじさんになるけど、おばさんに戻れる。
まもなく仕事にも復帰する。

そういえば昨日は旧正月だったんだっけ。明けましておめでとうですね。
年明けとともに北海道で根っこ研修をする準備も始まったよ。
覚醒したのは部屋だけじゃない、わしもであった。(そりゃそうだよな)

開催まで3つくらいハードルあるから、
自分が統合したいだけなら招致なんて面倒なことをせんでもいいの。東京へ行けばいい。
それに私がしなくても誰かがしてくれるかもしれないし。

でもさ、若ければ若いほど身体が育ったあとの時間が長いのに、
待ってる間にどんどん歳をとっていってしまう。もったいない。

だから、北海道で受ける必要がある人に機会を届けたいのよ。

静かに「うぉー」と燃えている。これが覚醒かもしらん。
集福する書く精が生まれた。

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