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タンパク質について

今日はタンパク質について書いてみます

①タンパク質とは

タンパク質は、スポーツ選手にとって体の強化だけでなく、怪我の予防や回復、体調を維持するために重要な栄養素です

また、消化や代謝のために働く酵素や免疫力を高めるリンパ液の成分などもタンパク質でできています

水を除けば、どの組織もタンパク質の比率が高く、それだけ重要な成分と言えます

②アミノ酸について

摂取したタンパク質は、消化吸収の過程でアミノ酸という物質に分解され、血液によって全身の細胞に運ばれます

アミノ酸は20種類あり、そのうちの9種類は体内で合成できず、食事から摂取する必要があります
この9種類を必須アミノ酸と言います

残りの11種類は体内で合成できるので、非必須アミノ酸と言います
体内で合成できるから、食事から摂取する必要がないというわけではなく、タンパク質を合成するためには、十分摂取する必要があります

③タンパク質はたくさん摂取した方が良い?

では、タンパク質はできるだけたくさん摂取した方が良いのか?

実は、タンパク質は摂取しすぎると胃や腸などの消化器系に不調を招いたり、肝臓に負担をかけることになります

また、余ったタンパク質を体外に排出するために尿を生成しますが、その際に腎臓へも負担をかけてしまいます

以上のことから、適切な量を摂取した方が良いと言えます

③適切なタンパク質の摂取量

タンパク質の適切な摂取量を知るには、体重が必要です
一般的に、成人は1日に体重あたり約1gのタンパク質摂取が必要とされています

スポーツ選手の場合は、1日に以下の数値を目安とします
筋力トレーニング時:体重あたり約1.7〜1.8g
持久力トレーニング時:体重あたり約1.2〜1.4g

スポーツフードアドバイザー養成講座テキスト1

体重あたり約2gを超えるタンパク質の摂取は、トレーニングによる効果が増えなくなると言われているので注意が必要です

1回の食事でタンパク質はが吸収されるのは、40g程度なので、回数を分けて摂取することが効果的です!


今日はタンパク質について書いてみました!
みなさんが実践しやすいようにメニューなども紹介できたらいいなと思います!

この記事を読んだことを機に、タンパク質の摂取について意識してみてください!
次回は、炭水化物について書いてみたいと思います!
良かったらまた読んでください!

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