東京経済大学バドミントン部リーグコラム(26): 試合前の考え過ぎをやめよう
1. コラムの目的
・大学生の状況・練習意識・行動・発言を発信
・監督目線でその練習意図や詳細を解説
・大学戦績を求める人の心に響く内容をありったけ書く
・『→』以降の文は小峯マインド(コミマイ)
2. 本文
大学バドミントン界がいよいよシーズンインだ。
シーズンオフからオンに変わるこの時期。
『考え過ぎてしまう』と言う悩みに直面している人は多いだろう。
考え過ぎに陥る原因
シーズンオフは比較的自分の目標に注視したり。自らの課題に取り組んだり。周囲の環境や他人の考えから離れ、自分に集中出来た時期だ。
シーズンインに伴い
・チームのまとまり
・対戦相手へのイメージや対策
・シーズンオフ中にやり残した事への不安
・不安や緊急との付き合い方が上手く行かない
などなど。
様々な事を考えなければならない時間が多くなる。
原因は単純に考え過ぎだ。ならば考える事をやめよう。が単刀直入な答えだ。
しかし、現実はなかなかそうはいかない。
考える事をやめる思考トレーニングをしていないからだ。
考え方はトレーニング出来るのだ。
解決方法として
1. 意識的に無意識状態を作る
2. 環境や対戦相手は変えられない事を理解する
3. 理屈で説明せず、ざっくりを意識
4. 期待したそちらが悪いと言う考えを持つ
どれか1つでもハマれば効果は大きい。
考え過ぎる人の特徴は、その考えの理屈や根拠探しをしてしまう様な神経質な人と決まっている。
もう少し深く言うと『無意識な自分に身を委ねるのが苦手な人』だ。
しかしスポーツとは皮肉な物で考える人よりも夢中で無意識な人の方がパフォーマンスが高いのだ。
つまり、考える自分から夢中で無意識な自分に導いてあげられる様な最低限の思考を習得すれば良いのだ。
→いよいよ春季リーグ戦間近だ!学生達が『いやー、楽しかった!!』と言ってくれる様なリーグ戦にしたい。
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