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東京経済大学バドミントン部リーグコラム(70):ティーチングでは無くコーチングをする

大学生は主体性が大切だ。

そもそも大学で学問を学びながら部活動を頑張る意味はなんだろうか。

私は下記が大学で部活をやる意義だと思っている。

・社会に出る前段階の人間的な成長
・競技者として立派な選手になる為の成長


ここで大切なのはコーチや監督の立ち位置だ。

ティーチングと呼ばれる指導は
先生と生徒の関係の様な間柄。基本的には伝える側から受け取る側への一方通行となり、経験豊富な人が経験が浅い人に経験や知識を伝える形。
伝える側が答えを持っていると言う構図だ。

コーチングと呼ばれる指導は
生徒が自らの目標や課題を設定。経験豊富な人と対話や会話する事で目的とする所まで導く形。
受け取る側が答えを持っていると言う構図だ。

ティーチングとコーチングにはこうした違いがある。

大学生に求められるのはコーチングと言う内容でコーチや監督を上手に使う事だろう。

高校までの用意された環境に甘えるのでは無く、『自分はこうしたい。こうなりたいから◯◯を手伝って欲しい』と言う自発性が無い事には大学で部活をやる価値は半減してしまうだろう。

こうした違いをしっかりと理解して、人間的にも競技選手としても成長して行って貰いたい。

そして周囲が自分の為にあるんだ。やるもやらないも自分次第なんだ。と言う主体性を持った個々の集まりが部活と言う組織で出来上がったその先に、1部昇格があるのだろう。

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