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東京経済大学バドミントン部リーグコラム(8):2部で優勝する為に必要な体力要素③〜スタミナ強化のメニュー〜

1. コラムの目的
・大学生の状況・練習意識・行動・発言を発信
・監督目線でその練習意図や詳細を解説
・大学戦績を求める人の心に響く内容をありったけ書く
・『→』以降の文は小峯マインド(コミマイ)

2. コラム(7)のおさらい
・スタミナ強化はメニューにあらず
・自分に価値のある負荷を自分で掛ける
・気持ちが作れた後に外的環境を整える

3. 本文
気持ちが作れた所で、早速スタミナトレーニングをやって行こう。

メニュー内容は以下で行きたい。
※10秒運動、10秒休む。つまり同じ時間運動休憩する事を1対1運動とする

メニュー内容
・ダッシュ(100m)
1対1.5運動で20セット

・フットワークやシャトル置き(30秒)
1対2運動で20セット

・ノック(30秒)
1対1運動ならば15セット
1対2運動ならば30セット(時間掛かるのでお勧めしませんが、3人1組の場合を考えて)

大学生にアドバイスしたのはおおよそこんな内容だ。気持ちが作れればこれで十分である。1日で全てのメニューをこなすのではなく、どれかを選んでやる形。

私の考察について
まず理解したいのは筋エネルギーの消費と回復だ。

下記の表を参考にしたい。

筋エネルギーの消費グラフ

この表に基づくと、無酸素運動と有酸素運動を繰り返すバドミントンは解糖系の部類と言って良いだろう。

解剖学的には 1対1.6 位で解糖系の回復が見込める。しかし、バドミントンは全身運動だ。著しく心拍数が上がる為、1.6比率での回復は厳しいと判断。1対2〜3位の回復速度と考えてしまおう。

実際世界ランカーの選手達
・シャトルをゆっくり相手コートに戻す
・コートを歩き回る
・汗をモップ掛けしてもらう
・水分補給やタオルの要求
など
様々な休憩を取り、1対2〜3位の運動でバドミントン競技を行っている。勝負所は1対3くらいの運動が主流かもしれない。

筋エネルギーだけに注視した場合
有酸素運動に入るランニングを行うよりも、インターバルトレーニングで解糖系を消費したメニューの方がより効率的と判断した。
→10秒やって10秒休みか〜。この休んでる10秒も息苦しくてめっちゃ辛いんだよな。笑

どこまで1部の選手との差をどこまで縮められるか。いや、どう埋めてどう追い越すか。
→東経大の学生達の頑張りに期待したいっす!

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