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東京経済大学バドミントン部リーグコラム(49): イエスマンと素直さの違い

埼玉栄から東京経済大学へ進学した1年生の津田。

今回の春リーグでは出番は無かったが、練習中のガッツや練習の取り組む姿勢はとても魅力的だ。

『相手が誰であろうと知ったこっちゃない。俺が勝つ』と言う気持ちの強ささえ手に入れられれば、いつ化けてもおかしくないだろう。

そんな彼と5月に2人で埼玉栄の練習に参加させて貰った時の話だ。

意外だったのが『母校である栄に行く事が少し気まずいです』と言う彼の言葉。

実力面から、自分がここに居ていいのか。相応しく無いのではないか。と言う思いから来る正直な気持ちだろう。

・競技レベルの高い練習場所
・自分だけがスキル的に劣る試合に入った時

こんな場では、自分を主張するよりも『はい、はい』と周りの意見を受け入れて聞き流してしまった方が楽だろう。

高校時代をそう過ごしてしまった彼は
自分に自信を持つ
自分が勝ってやる
自分が主役でいる

こうした『がめつさ』が無くなり、抗うと言う楽しさを忘れてしまっていたのだ。

こうした子は恐らく沢山いるだろう。

私は決まって掛ける言葉がある。

『イエスマンでは無く素直さに変えて行こう』

はい。はい。はい。と受け取る事は同じ作業だが、ここに『自分の芯』が無いとイエスマンになってしまう。

イエスマンとは
指示待ちや言われた事をやるだけ。自分の芯となる考えや行動にアドバイスを落とし込む思考スキルが無い。

素直な人とは
一旦飲み込んで、自分の芯となる考えや行動にアドバイスを落とし込む思考スキルがある。そのアドバイスが自分の芯に合う、合わないのジャッジも出来る。合わない時にはこう思うと言う話し合いややり取りするスキルがある。

具体的に津田に掛けた言葉

どんなに厳しいトレーニングや良い環境でバドミントンをプレーしたとしても、こうした思考スキルで負けてしまっては勝つ事は出来ないだろう。

せっかく競技レベルの高い所でバドミントンをするならば自分が主役でがめつく行こう❗️

上を目指して頑張って欲しい!

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