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東京経済大学バドミントン部リーグコラム(10):不安や緊張をチャレンジ精神の燃料にする①〜何に怯えているのかを理解する〜

1. コラムの目的
・大学生の状況・練習意識・行動・発言を発信
・監督目線でその練習意図や詳細を解説
・大学戦績を求める人の心に響く内容をありったけ書く
・『→』以降の文は小峯マインド(コミマイ)

2. 本文
・相手チームのブランドに萎縮する
・名前負けしてしまう
・試合前から勝てないと思ってしまう


チャレンジャーの立場の時に自分で自分に勝てない物語を言い聞かせている。こんな事は無いだろうか。

1部を目指す東京経済大学は、当然チャレンジャー精神を全面に出して1部校にぶつかって行かなければならない。

負ける事を前提とした考え方。このマインドは打ち破る必要がある。

試合前の不安や緊張とうまく付き合えない場合、その試合はただただ恐怖で終わってしまうだろう。
→終わった後に、あー怖かった。みたいな感想言うてるやつおるし!笑 まぁ分かるけどね!

不安や緊張で思う様に身体が動かない上に気持ちまで負けていたら99%勝ち目は無い。残りの1%は相手の怪我待ち。と言った所だろう。

この不安や緊張をチャレンジ精神が燃え上がる燃料にしてみよう。

数ヶ月前の話になる。東経大の学生達にノートとペンを用意してもらった。

・どんな事が不安なのか
・どんな事に緊張するのか

まずは洗いざらい書き出してみよう。
少し考えた後に学生達はスラスラ書き出した。

おそらく皆さんも書けば分かるだろう。試合当日の朝、あるいは会場に着いた時、アップの時、試合の最中など。様々な場面を思い浮かべる事だろう。

『自分が何に不安や緊張感を抱くのかを理解する』
まずはこの作業から始めなければならないだろう。

例えば
・考えれば考える程良いイメージが湧かない
・凄いスマッシュが来たら取れるかな
・相手のスピードについて行けるだろうか
・スマッシュがサイドアウトになるかも
・ヘアピンが浮いてプッシュされるかも
・負けたら応援してくれる人に申し訳ない
・1週間くらい前から不安になる

不安や緊張に陥る事柄ならなんでも良い。むしろ出来るだけ多く可能な限り具体的に書いた方が良い。

ノートに書き出す事と言う事は文字に起こすと言う事。文字に起こす事でいつでも自分の事を客観的に観れるメリットがあるのだ。しかしノートとペンは古臭さがあるので今の時代は携帯メモ機能でも良いだろう。笑

次回コラムは、その書き出した不安や緊張に対してどう対処するかを深掘りして行く。

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