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日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(22):『失望』とは何か

こんにちは!

今回は『失望』と言う言葉について情報共有して行きましょう!

失望はいつも必ず期待とセットで使われます。

誰かに期待されたり、望まれたり、可能性を見出されたり。

他人が作った評価のラインを本人が越えられなかった時に『失望』となるのです。

指導者や親が気を付けなければならないのは、『失望を本人に突きつけてしまう事』ですね。

・やる気が無いならバドミントン辞めよう
・お金と時間がもったいない
・みんなもっとやってるよ

本人を鼓舞させる為に様々な声掛けを試みていると思います。

その声掛けは
本人がやらない事の『失望』からなのか
本人がやれる事の『期待』からなのか


がっかりされているのか、ワクワクさせようとしてくれているのか。言われている本人はこれを敏感に感じ取ります。

がっかりされた声掛け。これは本人の記憶に深く残ります。主体的な挑戦が恐怖で出来なくなるほど心に傷を負ってしまう事もあるでしょう。

つまり
失望🟰他人主体
期待🟰本人主体

と言う構図になるのです。

失望から来る声掛けは本人の為では無く、失望した指導者や親が自分への慰めの為に本人に強くあたってしまっている場合があります。

やる気が無い。と言う訳では無いかも知れません。学校で嫌な事があったとか、少し体調が悪いとか、実は見えない所で何かあったと言うサインだったりします。そこを期待の声掛けで探る事も必要なのかも知れません。

ここを気を付けながら本人への声掛けを考えて行きたいですね!

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