日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(14):『協調』とは何か

こんにちは!

今回は『協調』と言う言葉について情報共有して行きましょう!

・チームの協調性を大切にしよう
・お前は協調性が無いから浮くんだよ
・お互い協調し合って行こう

などなど、協調は主に自分以外の外に向けたアンテナ的な意味として使う事が多いかと思います。

今回は自分に向けた協調について深掘りしたいと思います。

・不器用
・運動音痴

こう言った子に共通するのは

少し滑る床の体育館。照明がとても明るい体育館。苦手なプレイをして来る対戦相手。などの身体の外側の環境。

自分の身体の動き出し。フォームの作り。腕の振り方。などの身体の内側の環境。

様々な『点』を一つの『線』に協調させて一つの滑らかな動作にして行く事が苦手とされている事です。

これは
・イメージと重ねる事が苦手な場合
・自分がどう動いているのか確認する事が苦手な場合
・脳の発達障害の場合

様々な原因があります。その原因を突き止めて改善してあげる必要があるのです。

・あの子は運動音痴だから
・あの子は不器用だから
・あの子は運動センスが無いから

指導者が真の原因まで深掘り出来ず生徒に何度も反復練習させる。まるで罰ゲームの様な事をしている場面もあります。

こう言った場合は、まず本人の感触を確認する事が1番大切です。

自分の身体の『協調』が上手く行かない原因は何なのか。どこが上手く動かせないのか。動けないのか。そもそもイメージとして無いのか。

そこを突き止めて導いてあげる事が真の指導内容と言えると思います。

内面的な『協調』が出来上がれば、あとは指導者は見守るだけです。

スムーズに動ける。思った通りのショットが打てる。こうしたやる気のスイッチが入り、自ずと良い方向に向いて行けると思います!

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