カードゲームにおけるコミュニティのメリットと運用に必要な要素とは
こんにちは。
すこし遅れましたが
先日、ガツンマジック部のグランプリに向けての
2月16日ガチ練習会に参加させていただきました。
今回は具体的に何が強い
とか
何をすると強い
と言う細かい点についてはこの記事では触れません。
コミュニティのメリット、そしてこういったコミュニティに
必要な要素について書こうと思います。
よくマジックの記事などで
○○合宿してきました!
みたいなものをみます。
MTGの広報メディアで見る名だたる人たちが
集まって練習する感じのアレです。
環境の最適解を見つけるために集まって
プレイ、そして議論をして答えを導きだす。
流石は常勝者!練習もスゲーな!
みたいな感じで記事を読んじゃいますよね。
しかし、
「スゲーな」で終わらせず一歩踏み込んで
「俺もアレやりてーな」
といっても簡単にできるわけではありません。
集まれる場所に、ベクトルのあった仲間…
必要なものが多すぎます。
っが!
そんな中、とあるお店に出会います。
「居酒屋ガツン」
です。
仕事柄ほかのnoteアカウントでガツンさんのことは知ってました。
そこでイベントに参加させていただくことに。
イベントもマジックのコンテンツでいいキッカケでした。
その後、マジック部にも誘ってもらいカジュアルの練習会などに参加。
そこで店長のマジックが好きなこと、関わりのあるプレイヤーに対してグランプリなどで結果を出してもらいたいなど、
思いも知ることができました。
ここなら大人数かつベクトルを合わせて練習ができるのではないか?
そもそもコミュニティの最大活用を推奨しており
求心力も強い。
80人以上もいるライングループ。
強くなりたいっていうベクトルがあったプレイヤーが多そうだ。
自分があこがれていた「強化合宿」みたいな練習ができるかもしれない期待は大きく膨れ上がりました。
こんなデジタルなコミュニケーションや情報共有ができる昨今
なぜにリアルなコミュニケーションに執着するのか。
理由はゲームの流れや弱点など身をもって知ることで
他人の情報からは得られない
「実際に起こる問題」や「自分なりに考える」
体験が得られます。
机上で考えることも重要ですが、実際に問題に直面し考え、
そしてリアルタイムで情報交換することで
情報の租借ができ、身になります。
ベクトルは同じでも考え方は人それぞれ、ロジックだけでは測れない
情報収集ができるのはこんなリアルなコミュニケーションならでは。
情報すべてを鵜呑みにはせずとも必ず経験と知識になります。
情報の浸透度が違います。
これがリアルなコミュニティにおけるメリットです。
そしてこのコミュニティにおいて更に恵まれている点があります。
(1)集まる場所があること=ガツン
(2)一歩引いて有意義な練習会にする為に練習方法を考えてくれる
オブザーバー的な存在がいる=ガツン店長
(3)どのように結果として数値化するかを考えデータを集計してくれる人
(4)グランプリなどで結果を残したい有志=みんな
特に(2)、(3)はコミュニティが継続する要素で重要な役割となります。
理由は単純明快で
乗り物(コミュニティ)の方向を客観的に考えられ、脱落者を極力少なく抑えゴール地点に向かわせる存在。
それが(2)。
そして参加者に対して情報を数値化、可視化させることで自分たちの行動、やったことの意味を残してくれる存在。
それが(3)。
特に(2)に関してですが行動、モチベーション管理をしているメンター兼マネージャー存在って競技ゲームのチーム、グループではあまり聞かないですよね。
店長に関してはビジネスの観点でもコミュニティの価値の必要性を世間に説いているので、もはやチート級の強さなんです。
※ガツンビジネスが続けられている原点はここだと思います。
「次も練習会に参加したい」
そう思わせられる雰囲気や理由を作ることがコミュニティ存続のカギ。
「そんな気持ちや思い出がプライスレス」
といえる程世の中甘くはなく、思い出の劣化とともに
次回へのモチベーションも劣化していきます。
そこを防ぐのが(3)。
今回は各デッキの勝敗やパーセンテージなどちゃんと可視化してくれました。
あの表は
「あの会に参加してもっと情報を集められたらもっと
正しい情報が手に入るかもしれない」
という期待と次回に向けたモチベーションを与えてくれます。
もちろん(1)(4)が抜けてもいけませんけどね。
「プロじゃなくても成長できるコミュニティ」
と
「コミュニティを活かした練習」
は
必要な要素があればだれでも作れるし、できます。
各地域でこのような動きが活性化できたら地域対抗リーグや
地域代表選などできるようになるかもしれませんね。
長くなりましたが以上です。
長文駄文お目汚しな文章で申し訳ないです。
ご拝読ありがとうございます。
<あとがき>
PPTQがなくなり明らかにリアルマジックでの目標や力試しの場が減ってきているのを痛感しています。そうなると目指すものがGPに向けられます。
そういう場で結果を残すため、レベルアップを図る方法を考えるとこういったコミュニティは必要だと思ってます。
そんななか私が何をやったかというと
「練習自分も参加するのでしましょーよー」という
お粗末な旗を振っただけです。
マジックで一つ違った世界を見るために勇気を振り絞ってこういったフラッグを振ってみてはいかがでしょうか。
あなたのその行動が周りを変えるかもしれませんよ。
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