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推しとの出会いの話

はじめましての方ははじめまして。
Maと申します。
貴重なお時間を割いて私の呟きを見てくださりありがとうございます。

本当は自己紹介でもしようかと思ったのですが、
この年齢にして新しい黒歴史を生み出してしまうような気がしましたので辞めました。
人生初のnoteは今の推しとの出会いについて書いてみようと思います。

私が今推しているのは、
Stray Kidsという韓国のボーイズグループです。


生まれてこの方様々なジャンルのオタクをしてきましたが、3次元の界隈に腰を据えたのは初めてで自分でもいまだに混乱しています。

私がStray Kidsに出会ったのは今年の4月でした。職場での休憩中、YouTubeで音楽を聴いていました。その頃の私は新しい音楽に飢えていて、話題のアーティストが一発録音でパフォーマンスをするFirst Takeというチャンネルの動画を観漁っていました。チャンネルのページをスクロールしていて、見たことのない8人の男の子達のサムネイルが目に入りました。見たことも聞いたこともないグループ名に興味を引かれ、私はすぐに動画を開きました。

First Takeではお決まりのマイクの並んだ真っ白な部屋に、カジュアルだけど品のある衣装を纏った8人の男の子達が現れました。画面の下に字幕が表示された時、彼らが日本語話者ではないことを悟りました。彼らが話す言葉は全く勉強したことのない韓国語で、耳馴染みのない言葉に少し不安を覚えましたがそのまま動画を観続けました。

音楽がかかった瞬間、雰囲気がガラッと変わったのを感じました。緊張しながらも和気藹々と会話をしていた男の子達が、一瞬にして8人のアーティストに変わりました。8人8様の表現方法で1つの作品を生み出していく姿に見惚れているうちに、3分は光のような速さで過ぎてしまいました。

他の動画も観たい。関連動画欄に出てきた別のFirst Takeの動画をすぐさまクリックして、画面に食い入るようにして彼らの一発録りパフォーマンスを観ました。そうして3つのFirst Takeの動画を観終えたところで休憩時間は終わってしまい、その日は余韻に浸りながら仕事をしました。

それから彼らのことをもっと知りたいと思いました。自宅でFirst Takeのチャンネルを改めて開き、彼らのグループ名を確認しました。
そしてすぐに検索バーにStray Kidsと打ち込み新しい動画を探そうとした時、ふと一つの考えが浮かびました。ボーイズグループということは歌だけではなくダンスもするのでは?
実は私自身学生時代からダンスが好きで、友人達と俗に言う踊ってみた動画を真似したり、国内外のダンススクールの振り付け動画を観たりするのが好きでした。ですから、彼らもダンスをするのであれば観たり真似をしたりしたいと思ったのです。
私は検索バーにDanceと添えて、検索ボタンを押しました。私の思った通り、検索結果には多くのダンス動画がずらりと並んでいました。そこで特に目を引いたのが、一人にフォーカスしたものでした。

なぜこれが目を引いたのかは覚えていませんが、ひとまず再生ボタンを押しました。

あまり聴いたことのないタイプの楽曲に気分を高揚させながら、白い部屋に佇む彼の動きを待ちました。
次の瞬間。予想を超えるダンスの上手さに、思わず目を奪われてしまいました。なんだこれは。
滑らかかつ柔軟すぎる動きと驚愕の表現力に度肝を抜かれました。私が知っているダンスと違いすぎる。真似できたらいいな、なんて思ったのが恐縮すぎる。素直に敬服してしまいました。

それから全員でのパフォーマンス動画を観たと記憶しています。最初はManiacばかり観ていました(後に知りましたが、当時カムバして1ヶ月程度だったこともあったようでオススメ動画もManiac一色に染まりました)。

もうなんて言うか凄すぎる。
私はこのグループのことをもっと知りたいと思うようになりました。

まずはメンバーの名前を覚えなくては。そう思って有志の方が作られている紹介動画を観て顔と名前を一致させることにしました。丁寧かつ情報量の多い紹介動画が多く、新規に優しい界隈だな…と感じたのをはっきりと覚えています。

紹介動画を観ていて最初に目を引いたのは、お顔に似合わぬ低音ボイスが魅力のFelixと常軌を逸したダンス能力で私の目を奪ったHyunjinの2人でした。

最初はその2人と、2人の所属するDance Rachaの動画を中心に観ていました。そのおかげでDance Rachaの3人はすぐに見分けられるようになりました。

まず3人覚えられたところで、他のメンバーも覚えようと再度紹介動画に教えを乞いました。馴染みの薄い言語の名前が覚えにくさに拍車をかけましたが、1週間ほどで全員の顔と名前を覚えられたと記憶しています。紹介動画のおかげでskzooも同時進行で覚えることができました。紹介動画を作成してくださっている有志の方には本当に頭が上がりません。

メンバーを覚えたところで、今度はStray Kidsというグループのことを理解しようと思ってGoogle先生に教えを乞うたり、YouTubeでパフォーマンス以外の動画を観たりしていました。この男達、パフォーマンスの素晴らしさはもちろん、日常的なコンテンツもはっちゃけていて面白い。どこまで私の心を掴めば気が済むんだ…と思った記憶があります。

様々なコンテンツを咀嚼しながら情報収集をしていた時、ファンクラブがあることを知りました。正直めっちゃくちゃ悩みました。別界隈のファンクラブに加入していた経験があるのですが、更新がかなり少ない上にファンクラブ特典も田舎民には活かすことができず、あまりメリットを感じなかったのです。そのせいでどれだけ傾倒したジャンルでもファンクラブ的なものへの加入は控えていました。
ですがStray Kidsのファンクラブにはそんな私を悩ませるものがありました。ファンクラブ限定写真です。面の良い男の限定ビジュなんて良いに決まってるし見なきゃ損だろ。そう思う反面、以前の経験が私の決断を鈍らせました。こんだけ悩みましたが、オタク仲間の後輩から「推しは推せる時に推さないとですよ」と言われてあっさり加入を決断します。

正直に言うと加入して本当に良かったです。限定ギャラリーは期待以上でしたし、デジタルマガジンなどの他要素も充実していて、加入早々来年も更新しよう…と思ったぐらいです。

何だか勿体無いような気がして限定ギャラリーは少しずつ見ていたのですが、ある休日に「いっそ全部見てみよう」という気持ちが沸き上がりました。時間のあるオタクの行動力は異常です。ひとつずつ、舐めるようにギャラリー写真を眺めていました。

そこで私の転機が訪れます。
ある写真を見た時、さくさくと進んでいたスクロールの手が止まりました。
それが「とある伏し目のチャンビンさん」の画像です。有料コンテンツゆえに「この写真です!!」と紹介できないのですが、もうその写真を見た瞬間に瞳孔は開き、心臓は早鐘を打ち、脳は混乱しました。恋じゃん。
正直な話、ファンクラブ加入直後はダンスラチャを贔屓して見ており、チャンビンさんにはそれほど目を配っていませんでした。けれどその一件を境に、チャンビンさんに目を奪われるようになりました。
明確な最推しが決まっていなかったのに、一枚の写真で最推しが確定してしまいました。人生って何があるかわからないですね。

閑話休題。私が一番狂ったビジュです、可愛すぎる

それからはもうチャンビンさんのことしか考えられないようになりました。チャンビンなしでは生きられないとは言い得て妙ですね。チャンビンさん、魅力に気づくのが遅れてごめんね(誰)
私は最推しができるとグッズを集めたくなるタイプのオタクなので、すぐにトレカやその他グッズを集めようと思いました。
あれほど敬遠していたインターネット上での物々交換もフリマアプリの利用も息をするように始めました。そうして最初は6枚しかなかったチャンビンさんのトレカが今では300枚近い枚数になっていました。正気?
本当に良いご縁に恵まれたと思います。お取引してくださった皆様には足を向けて寝れません。

アクスタと並べて高さを競うな

私のStray Kidsとの出会い、そして最推しとの出会いはこんな感じです。ダンスラチャペンになる予定が、今ではFFに「粗茶狂い」と形容されるほどのビニペン成長してしまいました。そしてチャンビンさんのおかげで少しだけ社交的になり、少しだけ容姿を気にするようになりました。ありがとうチャンビンさん。

長々と思うままに書いた経験談を最後まで読んでくださりありがとうございました。
今後も推しのことを徒然なるままに認めていこうかなと思っておりますので、もしよろしければまた足を運んで(?)いただけたら幸いです。

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