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ロ 👈「ろ」です、口(くち👄)ではありません。

昔、読売ジャイアンツに「呂 明賜(ろ めいし; Ro Ming-Soo)」という選手がいました。一瞬だけでしたが、クロマティの代わりを見事に務めた台湾出身の選手です。普通の選手だと打ち損じてしまうような前より外よりのポイントでボールをとらえるものの、振り抜きが素早いため、きちんとボールを遠くに飛ばすことができるのです。その豪快なバッティングで「アジアの大砲」とも呼ばれました。(Not https://youtu.be/Ae2v16q8RyE

ところで、「呂」という漢字を現在の日本で日常使うのは「風呂🛀」と書くときだけではないでしょうか?酔っ払いが何言ってんのかわかんない状態を「ロレツが回らない」といいますけどね。

古来、雅楽では呂(旋)は「ソラシドレミファ」を、律(旋)は「レミファソラシド」を指すんです。でもこの「呂」を分解して半分にしてしまった「ロ」は、西洋音階だと長調ならば「シド#レ#ミファ#ソ#ラ#」、短調ならば「シド#レミファ#ソラ」になりますね。

私は「ロ短調」が好きです。なんとなく神秘的なので。途中でロ長調なんかに転調しちゃうとより👍だと思いますね。



Ouvertüre nach Französischer Art BWV831【J.S.Bach】


Cello Concerto Op.104【Dvorák】


もんだいガール【中田ヤスタカ】



やっぱ、ヤスタカ氏は天才だわ。







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