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癒します

今日は寒いですね。ただでさえこのところ疲れ気味なので体調を崩さないようにしなければなりません。こういう時には「癒し」が大切です。心身ともに安息が必要です。

そんなときにはJ・S・バッハの宗教曲を聴くのが一番です。以下に3曲ほど私の好きな女性が歌うアリアを紹介しますので、一緒に癒されてください。

①カンタータ 第32番 BWV32『慕いまつるイエス、わが希みよ』
第1曲 アリア(ソプラノ)

 慕いまつるイエス、わが希みよ、
 教えませ、いずこにいまします?
 御身をかほどに早くなくすのが定め、
 このままわが許に感じまつることはならぬのですか?
 ああ!わが宝、喜ばせませこの身を、
 御身をこの上なく満ち足りて抱かせませ。


②マタイ受難曲 BWV244
第39曲 アリア(アルト)『憐れみたまえ、わが神よ』

 憐れみたまえ
 わが神よ、この涙ゆえに。
  ここをご覧なさい
  心と目が、あなたの前で
  激しく泣いています。



③カンタータ 第127番 BWV127『主イエス・キリスト、まことの人にして神よ』
第3曲 アリア(ソプラノ)
 魂はイエスの御手に安らいでいる、
 土がこの身体を覆うとき。
  ああ、死の鐘よ、やがてわたしを呼んでくれ、
  わたしは恐れもなく死に向かう、
  わがイエスがふたたび目覚めさせて下さるのだから。


どうでしたでしょうか?

私は無宗教無神論者ですが、バッハの宗教音楽をきっかけに若いころ旧約新約聖書をひととおり読みました。ここで歌われている内容が聖書のどういう場面なのかがわかると、より一層感慨深いものになると思います。

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