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知らない物は作ったもの

3歳児クラス給食の時間にて。

「今日のメニューはご飯、みそ汁、サバの塩焼き、ほうれん草の胡麻和えです」

「全部ありますか?」

「それでは皆さんご一緒に、いただきます!」

しばらく食事をしていると、

「せんせい、これなに?」とみそ汁から里芋を取り出すAちゃん。

いい機会だと思ったようで、全員に向かって「これ知っている人いる?」と保育士が聞いてみる。

みんなが「わかんない」と答える中、Bちゃんが口を開く。

「しらないの?おいもつぶして、それから混ぜて作ったやつだよ」

「ちょっと違うね。これはお芋なんだけど、里芋っていうお芋なんだ」

「ふーん」


里芋をハッシュドポテトのような加工食品と間違えていたようでした。

芋である事は食べていて気付いた上で、そこから加工食品だと考えついたみたいです。

知らない食べ物を加工食品だと考えてしまうのが、今どきの子どもらしいですね。

私にとっては加工食品に頼り過ぎている食生活を見直すよいきっかけになりました。

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