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【S35 最終165位 最終レート1908】Sword and Shield, Thank you for everything

どうも、Bachinです。

S35お疲れ様でした。
遂に3年続いたポケモン剣盾もラストを迎えましたね。
みなさん、結果は如何だったでしょうか?
私は、今期最終2桁を目指しておりましたが、残念ながら届かず、最終165位という結果に終わりました。
ですが、一応ガラルで最後まで戦い抜いた証をということで構築記事を書きました。

最後まで読んで頂けると幸いです。




【構築経緯】

今月は夜遅くまで仕事してることが多く、配信とツイキャスを観ながら仕事をしてたところ、とある人のツイキャスで見た対戦相手の構築が綺麗だなと思って、その方の構築を丸パクりしました。

↓その構築を自分なりに再現したもの

しかし、この構築を回してみると、ほぼ全ての構築にザシオーガがいて、特殊イベルタルの通りが頗る悪いのと、ゼクロムの使い方がよく分からず、全く選出せずに腐っていたので、イベルタルを物理型に変更し、全体的に物理偏重のパーティーであることと、ザシアンとムゲンダイナに対して薄いと思っていたので、ゼクロムを黒バドレックスに変更しました。

↓変更後の構築

この構築はとても使用感が良くて、終盤まで安定して2桁帯で戦えていました。
しかし、初手出し安定のポケモンみたいなのがいなくて、結局噛み合わせゲーミングになっており、終盤4桁に落ちて、そこから上手く噛み合わずずっと沼っていました。
このままじゃ、沼ったまま今期終わる!と思い、以下の改善を行いました。

  1. 出し負けのケアをするために、全ての禁伝に対して引き先を用意する。

  2. 電磁波に対してのケアが全く施されていなかったので、電磁波に対してケア出来る動きを組み込む。

  3. ザシアンが強すぎるので、過剰なくらい対策を施す。

↓そして出来たのが以下の構築

万全とは言えないが、4桁沼を脱出して1900までは行けたので、まぁこの改善は間違ってなかったのかな‥と。



【個体紹介】

★ザシアン

持ち物:朽ちた剣
特性:不撓の剣
性格:意地っ張り
努力値:H204,A180,B20,D4,S100
技構成:巨獣斬/ワイルドボルト/インファイト/電光石火

SVで出禁にして欲しいポケモン総選挙第1位
禁伝環境で入れない理由がないくらい、頭1つも2つも抜けている。

本構築での役割としては、スイープ役として、削れた相手を上から高火力で制圧すること。
そのため、ザシアンミラーに対しても上を取れるように、S実数値181まで伸ばしました。(179や180が環境に多かったため)

Aについては、イベルタルや無振りムゲンダイナを巨獣石火で縛れるラインまで振り、D方面は無補正+1アストラルビット確定耐え、B方面は完全特化ザシアンに巨獣石火で落とされるケースが頻発したので、気持ちBに厚く振りました。

技構成はホウオウナットがキモすぎたので、ワイボインファ型にしました。

選出率1位


★黒バドレックス

持ち物:気合いの襷
特性:人馬一体
性格:臆病
努力値:B4,C252,S252
技構成:アストラルビット/サイコショック/ドレインキッス/悪巧み

強いのか弱いのかよく分からんポケ。
全構築にイベルタルが入っているため、非常に動かしづらく、イベルタルにいじめられ過ぎて、頭に10円ハゲが出来るかと思いました。

とは言っても、イベルタルさえ役割集中してどうにかすれば、エグいくらい通るので、やっぱり禁伝に対しての対面性能は高いのかなと思いました。

技構成も調整もテンプレ型ではありますが、スイープから崩し、ダイフェアリーによる起点回避など、色んな事が出来るので便利なポケモンでした。

選出率4位


★イベルタル

持ち物:命の珠
特性:ダークオーラ
性格:陽気
努力値:A252,B4,S252
技構成:イカサマ/ゴッドバード/鋼の翼/挑発

 紛うことなきこの環境の覇権ポケモンでした。

物理イベルタルは受け出せるポケモンがいないので、このポケモンのダイマックスの切りどころが勝敗を分けるくらいこの環境の核になっていたと思います。

調整についてはぶっぱですが、陽気にしている理由としては、イベルタルミラーで上から2発殴ってザシアンの石火圏内に押し込みたいのと、ジガルデやグラードンに対して上から挑発を打ちたかったので、最速にしました。

技構成はイカサマ、ゴッドバード、鋼の翼まで確定で、電磁波撒いてくるクソ野郎がとにかく多かったので、挑発を入れました。
挑発がガチで環境に刺さっていて、我ながら良い型に仕上がったと思っています。

選出率2位


★カイオーガ

持ち物:こだわりスカーフ
特性:雨降らし
性格:臆病
努力値:B4,C252,S252
技構成:潮吹き/波乗り/冷凍ビーム/雷

ランドロスやホウオウがキツかったのと、貯水持ちが環境から消えたので、通りが良いんじゃないかと思って採用しました。

しかし、蓋を開けてみればディアルガや、ナットレイ、チョッキゼクロムがいたりで、結構対策されてて通りは悪かった印象です。

まぁでも、選出圧力と単体性能は高いし、終盤裏からスカーフカイオーガを出す動きが強いと気付いてからは、かなり勝利に貢献してくれました。

選出率6位


★霊獣ランドロス

持ち物:ゴツゴツメット
特性:威嚇
性格:腕白
努力値:H252,B252,D4
技構成:地震/岩石封じ/蜻蛉返り/ステルスロック

この構築で最も勝利に貢献したポケモン。

元々この枠はカバルドンを使っていたのですが、相手の構築にカイオーガやディアルガがいると、初手出ししにくく、かといってザシアンやイベルタルに受け出し出来るような性能ではないため、裏から出すのも使いにくいと思っていました。

というのと、イベルタルで電磁波展開を阻害したいのと、イベルタル自体の通りが良いため、イベルタルを初手に置きたい際に、ザシアンとかち合った場合の引き先が欲しかったので、ゴツメランドロスを採用しました。

これにより、イベルタルの初手置きが安定するようになり、かつ蜻蛉返りでサイクル出来るため、初手の出し負けと、交換による相手の展開を阻害出来るようになり、この構築の使いやすさを格段に上げてくれました。

調整や技構成はテンプレ型なので、語ることはないですが、イベルタルを使う上で非常にマッチしてる型だと思いました。

選出率3位


★ナットレイ

持ち物:食べ残し
特性:鉄の棘
性格:生意気
努力値:H252,B4,D252
技構成:ジャイロボール/叩き落とす/守る/宿り木の種

ディアルガやカイオーガに受け出せるポケモンとして採用しました。

元来受けポケモンというのは、特殊ポケモンに特殊受けを出して、交換してくる物理ポケモンに物理受けを出してみたいな動きをするか、対面操作技を駆使して不利対面を作らせない動きをするものですが、この環境においてナットレイは特性やタイプや技と相まって居座りが成立するのが偉かったです。

要は、この環境でナットレイが明確に不利を取るのが、ザシアンとイベルタルとホウオウとグラードンです。
ホウオウがいる場合は選出しませんので考慮外としますが、他3体の禁伝に対しては以下のような動きが可能になります。

○ザシアン
・インファイトがない場合は、受けきれます。
・インファイトがある場合は、耐久ダウンと鉄の棘ダメージで、ザシアンや黒バドレックスで上から縛れるようになります。

○イベルタル
・叩き落とすで命の珠を落とすことで、イベルタルの突破力を低下させ、裏のポケモンで処理しやすくなります。
・大概ダイジェットから入ってくるので、叩き+守るでダイマターンも枯らせます。

○グラードン
・守るで炎技の有無を確認出来ると同時に、引き先になるポケモンを選択出来ます。※少し択を通す必要があるので安定はしません。

上記の理由から、ナットレイをピン差しで選出しやすかったのと、相手視点あんまりこの動きが見えていないみたいで、後に効いてくる場面が往々にしてありました。

調整についてはカイオーガやディアルガを受けるのが本職なのでHDぶっぱで、技構成は上記の動きを可能にするための4つを選択しました。

選出率5位



【基本選出】

この環境で安定した基本選出はありませんが、イベルタル+ザシアン+ランドロスって投げた時が一番勝率が高かったような気がします。



【最後に】

ポケモン剣盾最後のランクマッチが遂に終わってしまいましたね。

自分が剣盾を始めたのがS20からで、冠、ダイマなし竜王、ダイマあり竜王、GS、伝説幻全解禁と様々なルールで遊んで来ました。

ルール発表当時はこんな糞ルールで遊んでられるか、引退してやると言って、結局やって、数々の引退詐欺を働きながら、最後のルールの最終日まで結局やりました。

何だかんだ言いながらここまで続けて来れたのは、ひとえにポケモン剣盾の対戦環境が楽しかったからだと思います。

11月には新作が発売されます。剣盾で達成出来なかったことが沢山あるので、新作では達成できるよう頑張ります。

それではみなさん、パルデア地方で会いましょう。
そして、ポケットモンスターソード&シールド、今までありがとうございました。

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