子供をパシりにしていないか #毒親育ちの答え合わせ3

2021年1月、私は自殺未遂をしました。多分2秒遅かったら死んでいたと思います。そのあともODをしたり、飲酒を重ねたりして、かなりの愚行を働き、家族に禁酒を命じられています。

ということで、飲みたくなったら「コーラ」の日々。
炭酸が好きなので、キュッと喉に刺激が欲しくなります。
でも子供が多い我が家、冷蔵庫に余裕がなくジュースの買い置きなどできません。
そこで、子供らにおつかいを頼むわけです。近くの自販機まで。
でも、これってパシりかもとも昨夜ふと思ったんですよね。

昨夜はなかなか寝付けず、色々考えてしまって。その中の一つに、自販機まで子供にコーラを買いに行ってもらったことと、私もそんなことがあったかという、いつとのエピソード早期がありました。

確か小学校3〜4年生くらいの時だったと思います。ふぐ刺しを父親が食べていて、そこにヒレがついていたので、ヒレを炙って、ヒレ酒にしたいと父親が言い始めました。
日本酒の買い置きがなく、「酒屋の前の自販機まで行ってこい!」とおつかい、いやパシリをさせられたのです。
その時、お釣りをお駄賃としてもらえる約束だったのですが、確か寒い時期で、かじかむ手でうまくいかず、お釣りを落として、自販機の下の隙間にいってしまったのを覚えています。
余談ですが、昔の自販機って、お金を落とさせるのを狙ってるかのような隙間がたくさんありましたよね。設置してる人が結局得をするような絶妙な隙間。あれ今はなくなりましたね。底上げして設置してるところもないですし。
話を戻して、夜暗くて落とした小銭もどこへ行ったか分からず、探したいけど、早く帰らないと怒られるし・・・って、葛藤したのを覚えています。酒屋のシャッターを叩いて「明日落としたお金取りに来るからね!」と言いたかったです。

このエピソードを思い出して、父親の愚行っぷりに気がついたのです。

これは大人になってから気づいたのですが、冬の時期に、何度か習い事に母親が迎えに来ることがありました。私が「どうしたの?」と聞くと「別に」という感じでした。それと同じくらいの頻度で、習い事から遅い時間に帰ると、リビングに正座させられ、母親に怒られることがありました。「どうしてこんなに遅いのか?」と。こちらは、習い事という理由をかざして、家に帰りたくないから、そこでダラダラしてるわけですが、そんな正直に言えるはずもなく、適当に親の説教を聞き流して過ごしていました。この正座&説教は父親が「まだ帰ってこないのか」と機嫌を悪くしたためのパフォーマンスお迎えや説教だったと、大人になってから気づいたのです。
つまり、父親は私のことを心配していたんですね。夜道を歩かせたくないとか不良に絡まれるのではないかとか。

だけど、酒は買いに行かせるんですよ。

かなりの矛盾。

今の生活に戻って、私も子供達を夜にパシらせたことがあり、少し反省しました。集合住宅内の自販機ではありますが、良くなかったなと。
パシらせるだけでなく、子供達にもジュースを買ってあげることもあるのですけどこれは免罪符にならないかな〜。

子育てって難しい。

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